「書くことで悩みの大半は解決するらしいよ。現に今、笑えているじゃん」
ただいま、精神科閉鎖病棟、8回目の入院中です。
日頃読んでくださっている皆さまにはお騒がせしており、申し訳ございません。
今回は、リハビリを兼ねた、近況報告というか、今回の入院で収穫したお話を書かせていただきます。
ずばり、
書くことが得意という強みをどう活かすか?
という考え事をしていました。
「書くこと」というのは、
「上手に書く」というわけではなくて、
「伝えたいこと・話したいことを書き出す」作業のことを指します。
「書き出す」方がより上手くコミュニケーションがとれるよね、という私の強みが、くっきりはっきりになってきました。(前々からわかってはいたつもりでしたが笑)
例えば、こんな感じです↓
つまり、裏返せば、私は話すことが苦手です。
それでも入院中、困ったこととか、しゃべりたいこととか、は出てきます。
看護師さんは私の看護師さんではなくて、みんなの看護師さんです。いわば、小さな社会の中にいます。
その中で、できるだけスムーズにコミュニケーションが取れるほど良いことはありません。
結論を言うと、収穫した内容は次のとおりです。
6回目の入院のとき、口酸っぱく言われたのが、
自分のことは自分で決めな。
というセリフでした。
実践しているつもりだったし、その結果がM看護師さんとのやりとりの間でも垣間見えているなぁ、と思いました。
「たななこんぶは、話していて看護師に答えを求めていない」
そう、自分で決めて(選択して)物事を進めていく重要性を知っているから(自立するため)、
でも上手くまとまらなくて困っているから、
看護師さんを捕まえる行動に出ていることがわかりました。
捕まえられた看護師さん側からしたら、「で、結局なんで話しかけられたんだ??」と多くの場合なって(させてしまって)いるらしいです。
そこで、M看護師さん、「焦らずまずは書いてみなよ」と助け船を出してくれました。
そして、紙に箇条書きや矢印を使いまくって、混乱してしまっている過程を書いてみました。
その紙をナースステーションにいるM看護師さんに持って行くと、
「できたじゃん。それでいいんだよ。」
と、書いてみた紙に目を通すことなく、それで終わりました。
でも続けて、
「いい顔してるよ。今、見せに来て笑ってたよ」
とも発言しました。
これには拍子抜けしました。理由は主に2つ。
締めの決め台詞もありました。
「書けた時点で悩み事の大半は既に解決してるんだって」
目から鱗、でした。
事実、混乱していた過程を整理できていました。
事実、紙にリズミカルに手書きするのは心地よかったです。
自分が、こんなにも「書くこと」に意味があるなんて、今まで気づいていませんでした。
「書くこと」は、自分のペースで進めることができます。
「書くこと」は、気に入らなければ書き直すこともできます。
何より、「書くこと」で、自分自身と向き合うことができます。
これらの作業を、話してこなす人もいるかもしれませんが、
私は断然、「書く派」です。
もっと、「書くこと」に自信を持っていいんだねって思えるようになりました。
きっと、書く媒体「note」を利用されている方々、日記をつけている方々にも共通することだと思います。
「書くこと」って、すばらしいね👍
というお話でした。
(そしてM看護師さん、ナイスアシスト笑)