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#タロットカード

帰還プログラムを通して世界を知る

この世界に馴染めないスターピープルは、占星術やタロットカード、生命の樹を通してこの世界を理解しようとします。つまり帰還プログラムは、星に帰るためだけでなく、この世界で上手く生きるために用意されているとも言えます。学校の勉強は苦手で、みんなが当たり前にできることができず、怒られても何が悪いのかわからず、ちょっとバカにされているような、そんな気持ちで生きている人の中には、小さな頃から神話が好きで、星が

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7が2を回収すると穴が開く

7は天と地を繋ぐ落差そのものです。それが7に2がプラスされ、天地を回収するように9になると、落差はなくなり途端に出口ができます。7は上下の方向性ですが、9はその上と下が結びつき円になり、落差は消えます。するとどっちが上でも下でもよくて、相対するもののどちらか一方だけしか見えないということがなくなり、前を見ていると裏がわかり、表を見ると裏が見えるようになります。川の流れのような落差からは見えないもの

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連想から抜け出す

夢解釈の面白いところは、連想から抜け出せるということです。日常使いの意識は、どんな閃きも気づきも、わりと連想ゲームになっているので、どこまで行っても自分の外に出れない感じがありますが、夢解釈をしていると、その連想の外に出れます。だから、夢解釈は連想でやってはいけないということです。むしろ象徴解釈は連想ではできないということで、たとえば「雪といえば冬」「冬といえば白」といったところで、これでは意味を

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13死神、14節制

死神の鎌が地上に基づいたものを粛正し、大地は耕され、生命力あふれる肥沃な大地となると、本質的自己の意図が降り注ぎます。13死神で粛正することで、14節制で自己生殖できるということです。13死神はティファレトとネツァクを繋ぎ、つまり死神の鎌は自己に基づき振り下ろされます。13,14の流れは、言い換えれば解体と再構築で、自己に基づき整理整頓されることで、本来あるべきものが、あるべき場所へと戻っていきま

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14節制

14節制では、ティファレトからイエソドへと意志がまっすぐ注がれますが、上から注がれるものは下からすると大きく大量なので、取りこぼしなく受け取ることには工夫が必要です。節制の絵柄では、瓶から瓶へと斜めに注がれています。この斜めは、螺旋状を示唆するもので、意志はぐるぐると円を描きながら注がれると考えられます。

自分の真ん中には自己があり、自己は時空の制約を受けず、地上の秩序にも従わず、因果に関係しま

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11力

11は、2を対象化し10から自由になろうとします。自分らしさだと思っていた自分に疑問を持ち、社会や集団を否定します。2は肉体にも関係するので、肉体の重さに窮屈さを感じるのも11です。もう生まれ変わりたくないと思うのも11です。

世の中バカばっかりだと言いながら、世の中から自由になれず、生まれ変わりたくないと言いながら、肉体を持った自分を自分だと思っているのが11です。というのも、2を対象化し、1

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推し量り自己を見出そうとする8正義

8正義のカードは、左手の天秤で推し量り、右手で意志を貫きます。この天秤が推し量るのは、どちらが重くて軽いのか、どちらが良いか悪いかではなく、左右が均等になるポイントを探します。つまり自分の真ん中に照らし合わせ、自己に合うものを見出そうとします。どっちつかずではない、自分の真ん中です。自己とは変わらずここにあるものですが、すでに男女に分かれていることからもわかるように、左右のどちらかを自分だとしてい

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苦労は必須ではない

タロットカードには生きることのすべてが描かれ、そのすべてをやり尽くすことで、最終的に自己を結晶化することができますが、この中に「苦労」を意味するカードがないように、苦労は買ってでもする必要はありません。ここは勘違いされやすいところで、苦労しなければ生まれないものはなく、苦労が何かを生むわけではありません。

私たちはやりたいことをやるために、目的を持って生まれてきています。楽しく自由に生きていいわ

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象徴解釈を習得する

「象徴解釈は、どうやってできるようになったのか」と聞かれることがあります。意識レベルの話を別にして説明するとするなら、やはりタロットカードと占星術、生命の樹を学んだことにあると思います。中空で考えることや、象徴を象徴のままに扱い、そしてまた、より実際的な内容にダウンサイズすることは、占星術、タロットカード、生命の樹を扱うことによって習得できると思います。私の場合、もともと象徴の中に生きているような

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21世界のカードの自由

本質的自己を生きる場合においても、やはり四元素のどれか一つに自己同一化しています。この世界で生きるためには陰陽化している必要があり、どれかの元素に自己同一化して生きています。ではペイジとナイトの違いは何かと言えば、四元素に振り回されていないことです。自己同一化しているものは自覚できず、その他のものを、まるで自分とは関係のないもののように扱うものですが、本質的自己を生きるナイトの場合、世界は自己分割

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眉毛と4の格闘

眉毛が繋がっている夢をよく見ている時がありました。「なんで私たちは眉毛が繋がってるんだろうね。」と言っていたり、「眉毛は繋がっている方がいい」と言われて繋げられたりします。横線一本になる眉毛は4に関係するようで、つまり個人の意志や個人の主張を表すようです。一本筋が通っている方が、縦軸との折り合いがいいようで、なんでもお任せにしようとするのは4の性質からはズレるみたいです。「私はこういう人だ」「私は

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6恋人と19太陽

「夫1人妻2人で結婚式をして、アレ?と現実の私は思ってたけど、夢では絶対3人で結婚する!それが当然だ!と思ってた。」とパスワークのためのタロットカード講座を受けている人からメールが来ました。ちょうど6恋人について話した日の夢です。

6恋人の下の三人は、真ん中にアダムがいて、その左右にエヴァとリリスがいます。アダムが選んだ方がエヴァ、選ばなかった方はリリスになります。一方は光の側に、もう一方は影の

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人間になる

今日友だちと話していて、「周りの人が私のことを良いとか悪いとか色々言っているのはわかるのだけど、本当にまったく聞こえなくて、なんにも感じなかったんだよねー」と私の夢の内容を話したら、友だちが「獣みたいやなー、動物は気にしないやん」と。動物ってそうだよね、ということではなく、なるほどなーと思いました。

11力のカードでは2を表す獣を対象化しようとしますが、この獣を飼い慣らせない限り、人の目が気にな

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塔の新陳代謝

塔が新陳代謝し、何度か統合を繰り返していくうちに、塔から飛び出し星に辿り着きますが、この飛び出すための塔は星と型が合っています。つまり11力以降、社会内自己を越え、家族や社会、環境から与えられた自分から、本質的自己を生きようとした結果、型が合ったときふいに星と同期します。この過程というのは、私の場合は10代後半からはじまり、星に飛んだという自覚は30代に入ってからです。人によってその期間は短くも長

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