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#タロットカード

希望をもたらす人

17星のカードでは、星から下りて来た女性が、川に水を注いでいます。星に帰り星の力に満ちることは、エーテル体の川が開通し星の力が流れ込むということです。星の力がエーテル体に注がれると相応しい記憶が蘇り、星の記憶を取り戻しますが、このエーテル体の川とは個人所有のものではなく、人類が共有するものです。つまり星の記憶とは、当たり前ですが自分だけのものではありません。

また川に注がれ、エーテル体に流し込ま

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ちゃんと考える

世の中の色々に、「それは間違ってる」と憤ることはありませんが、「もっとちゃんと考えた方がいい」と思うことはあります。たとえば心霊現象やオカルトに興味があるのなら、エーテル領域の何を見たいと思って、何を見ているのかを真剣に考えた方がいいし、真剣に知ろうとした方がいいと思います。心霊現象などで取り上げられる低次エーテル体は、悪でもなければ、触れないように避けなければいけないものでもなく、ちゃんと扱った

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0と1

テレビで、量子コンピュータについてやっていました。0と1の両方の性質を持つことが、超高速の処理を可能にし、実験結果が観測者の想念に影響を受けるとか、そういうことらしいのですが、0と1は無と有で、あるいは陰と陽なので、そのどちらでもあるということは、陰陽化を解いた状態で、何もなくて全てあるということになります。

また他のyoutubeや本では、量子力学によって、願望実現の仕組みや世界の仕組みについ

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ソード2

風は水を洗練させるというのは、たとえば夢を書き出すこともそうで、心の中にあるものが言葉になり、吐き出されることで、感情が洗練されます。風を思考、水を感情とするなら、一つの感情反応に対して、思考は様々な理解をすることができ、それによって感情が洗練されることになります。様々な可能性を考えることによって、絶対だったはずの感情反応は、まったく意味のないものになっていくこともあります。「何をそんなに怖がって

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帰還プログラムを通して世界を知る

この世界に馴染めないスターピープルは、占星術やタロットカード、生命の樹を通してこの世界を理解しようとします。つまり帰還プログラムは、星に帰るためだけでなく、この世界で上手く生きるために用意されているとも言えます。学校の勉強は苦手で、みんなが当たり前にできることができず、怒られても何が悪いのかわからず、ちょっとバカにされているような、そんな気持ちで生きている人の中には、小さな頃から神話が好きで、星が

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7が2を回収すると穴が開く

7は天と地を繋ぐ落差そのものです。それが7に2がプラスされ、天地を回収するように9になると、落差はなくなり途端に出口ができます。7は上下の方向性ですが、9はその上と下が結びつき円になり、落差は消えます。するとどっちが上でも下でもよくて、相対するもののどちらか一方だけしか見えないということがなくなり、前を見ていると裏がわかり、表を見ると裏が見えるようになります。川の流れのような落差からは見えないもの

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連想から抜け出す

夢解釈の面白いところは、連想から抜け出せるということです。日常使いの意識は、どんな閃きも気づきも、わりと連想ゲームになっているので、どこまで行っても自分の外に出れない感じがありますが、夢解釈をしていると、その連想の外に出れます。だから、夢解釈は連想でやってはいけないということです。むしろ象徴解釈は連想ではできないということで、たとえば「雪といえば冬」「冬といえば白」といったところで、これでは意味を

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13死神、14節制

死神の鎌が地上に基づいたものを粛正し、大地は耕され、生命力あふれる肥沃な大地となると、本質的自己の意図が降り注ぎます。13死神で粛正することで、14節制で自己生殖できるということです。13死神はティファレトとネツァクを繋ぎ、つまり死神の鎌は自己に基づき振り下ろされます。13,14の流れは、言い換えれば解体と再構築で、自己に基づき整理整頓されることで、本来あるべきものが、あるべき場所へと戻っていきま

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14節制

14節制では、ティファレトからイエソドへと意志がまっすぐ注がれますが、上から注がれるものは下からすると大きく大量なので、取りこぼしなく受け取ることには工夫が必要です。節制の絵柄では、瓶から瓶へと斜めに注がれています。この斜めは、螺旋状を示唆するもので、意志はぐるぐると円を描きながら注がれると考えられます。

自分の真ん中には自己があり、自己は時空の制約を受けず、地上の秩序にも従わず、因果に関係しま

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11力

11は、2を対象化し10から自由になろうとします。自分らしさだと思っていた自分に疑問を持ち、社会や集団を否定します。2は肉体にも関係するので、肉体の重さに窮屈さを感じるのも11です。もう生まれ変わりたくないと思うのも11です。

世の中バカばっかりだと言いながら、世の中から自由になれず、生まれ変わりたくないと言いながら、肉体を持った自分を自分だと思っているのが11です。というのも、2を対象化し、1

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推し量り自己を見出そうとする8正義

8正義のカードは、左手の天秤で推し量り、右手で意志を貫きます。この天秤が推し量るのは、どちらが重くて軽いのか、どちらが良いか悪いかではなく、左右が均等になるポイントを探します。つまり自分の真ん中に照らし合わせ、自己に合うものを見出そうとします。どっちつかずではない、自分の真ん中です。自己とは変わらずここにあるものですが、すでに男女に分かれていることからもわかるように、左右のどちらかを自分だとしてい

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苦労は必須ではない

タロットカードには生きることのすべてが描かれ、そのすべてをやり尽くすことで、最終的に自己を結晶化することができますが、この中に「苦労」を意味するカードがないように、苦労は買ってでもする必要はありません。ここは勘違いされやすいところで、苦労しなければ生まれないものはなく、苦労が何かを生むわけではありません。

私たちはやりたいことをやるために、目的を持って生まれてきています。楽しく自由に生きていいわ

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象徴解釈を習得する

「象徴解釈は、どうやってできるようになったのか」と聞かれることがあります。意識レベルの話を別にして説明するとするなら、やはりタロットカードと占星術、生命の樹を学んだことにあると思います。中空で考えることや、象徴を象徴のままに扱い、そしてまた、より実際的な内容にダウンサイズすることは、占星術、タロットカード、生命の樹を扱うことによって習得できると思います。私の場合、もともと象徴の中に生きているような

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21世界のカードの自由

本質的自己を生きる場合においても、やはり四元素のどれか一つに自己同一化しています。この世界で生きるためには陰陽化している必要があり、どれかの元素に自己同一化して生きています。ではペイジとナイトの違いは何かと言えば、四元素に振り回されていないことです。自己同一化しているものは自覚できず、その他のものを、まるで自分とは関係のないもののように扱うものですが、本質的自己を生きるナイトの場合、世界は自己分割

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