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2023年12月の記事一覧

胸にあるターミナル

以前の夢では、都市開発のような大型工事をしている場所を抜け、新宿駅のようなターミナル駅に辿り着きました。周辺の工事が盛んでも、中心となる駅というのは変わらず静かなものなんだな、と思って見ていました。

中心軸というのは変わることがありません。ですが中心に対する周縁性、中心軸に対する左右の軸というのは、盛んに変化し続けるものです。また中心がどこと繋がっているのか、その地図を手に入れていないと、駅は移

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感情体の下層

自分を卑下する自分も、自信のない自分も、星に帰れないと嘆く自分も、どれも本当の自分ではなく、身に着けてしまった自分ではない何かです。なんとなく落ち込んだり、どんより暗くなるのも、本当の自分ではありませんが、置いてけぼりにもできないもので、その重さから、いつでも気楽に離れることができるようになっていくことが肝心です。

その人ならではの重くなる時のパターンがあり、その重さから離れようとするときのパタ

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変わりたくないのは肉体

土の元素に関係する肉体というのは、維持や遅延という性質を持ち、変わらないことを良しとし、死を遅らせようとするものです。つまり肉体を持った自分というのは、変わりたがらないということです。反対にエーテル体の自分、本質的自己というのは向上心に生きています。肉体から自由になるにつれ、本質的自己を生きるようになり、変わりたがらない性質からも自由になっていきます。肉体というのは、出入り自由な乗り物みたいなもの

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どうしても持ち帰れない夢

いつかの夢では、「中空で自立することで持つことができる意志」について話していましたが、どうしても覚えていられないので、何度も夢に戻りましたが、それでも覚えられないので諦めました。見ていても見えず、聞こえていても聞こえず、触れていても感じないというのはよくあることで、夢も覚えていられないものは覚えていられません。変化中は夢を持ち帰れないことがあるもので、それはつまり、起きているときの自分が変化中で、

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股関節は柔らかく

足というのは左右に分かれて2本ありますが、地上に接することは陰陽化することで、また陰陽化することで地上に接することができることを表しています。この足の付け根、あるいは股関節というのは、足をどこへどのように踏み出すかの始まりにあります。つまり具体的な在り方や場所を決めているのは足の付け根だということです。地上での立ち振る舞いや立場に深く関係してくる股関節は、柔らかく柔軟性がある方が、地上を歩きやすい

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蓄積したものに頼らない

アニメの「東のエデン」では、主人公の男性は記憶を失い素っ裸でピストル一丁持って登場しますが、自らの決断で記憶も衣類も脱ぎ捨てて、鋭く強力な意志だけを右手に持っているのは、自分という存在を心の底から信頼しているからで、むしろ信頼することを決断したことに大きな意味があります。素っ裸でも何も持っていなくても、昨日から続く今日がなくても、混乱することなく直立できるのは、自己を生きているからです。そんなわけ

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能力を開発すること

自分が持っている能力を知りたいというのは、自分の資質、自分の癖こだわりを知りたいということと変わりません。才能というのは生かされた資質のことを言い、生かされなければ癖こだわりのままかもしれません。自分のことを知り、自分の着ているものを知り、脱いだり着たりできるなら、それを生かすことができます。自分のことを知っているなら、何ができるかも知っています。

興味深いことに、誰かに教えてもらった可能性を才

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夢で食べること

夢で食べると、起きているときにお腹が空かない気がするのは、心が満たされるからです。肉体ではなくエーテル体が何かを食べると、感情体が満たされ、つまり心が満たされます。恋愛中や悩み事があって食事が喉を通らない、お腹が空かないというのは、恋心や悩み事で心が満ちているからです。(要するに食べたいというのは、肉体が欲しているとは限らないということ)。特定の誰かに向けた恋心も憎しみも、悩み事に対する不安や怒り

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終末という最終日

人生の最終日とは肉体の終わりの日で、世界の最終日である終末とは、物質的地上からエーテル的地上へと存在が移るときです。終末論というのは、一般的に世界が消滅することを言うと思いますが、キリストがそうであったように、エーテル領域に存在が移ることを言い、キリストが下りて来るのではなく、私たちが一つ上がることになります。今ここで生きる自分が死ぬと、もう一つの地球の存在になるということです。とはいえ肉体が重た

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寝ているときの体験を「夢を見る」と表現するのは、頭でしか体験していないからで、泣きながら起きたり、笑いながら起きたりしたなら、それは明らかに胸で体験しているし、体外離脱のようなものになれば、身体ごと体験しています。そうなると、「夢を感じる」とか「夢を体験する」と表現しても、誰もが納得するかもしれません。私からすれば、夢はすべてエーテル領域での体験です。また「将来の夢」と「寝ているときの夢」を、同じ

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メジェド

エジプト死者の書に登場するメジェドが、何年か前に日本で流行りましたが、最近100均でメジェドのキーホルダーを見つけてつい買ってしまいました。オバケのQちゃんのような、銀魂のエリザベスのような姿は、人であったものが人でなくなった中途半端な姿に見えます。メジェドはオシリスの家にいるそうですが、オシリスの管轄である冥界とは、天と地を繋ぐ中間領域のことだと思います。中途半端な姿で中間領域に存在し、打ち倒す

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黒いジャングルジム

今日の夢では、白い体操着みたいなものを着た体格のいい男の人が、黒いジャングルジムのような鉄を振り回し、気がつくとこの男は、そのジャングルジムみたいな鉄の枠組みの中に入って、ぐるぐると身体の周りを回していました。これにぶつかると怪我をするから気をつけようと思うのだけど、気になって気になって、ちょっと目覚めては何回か見に戻りました。エーテル体というのはネットワークなので、人の周囲には幾何学模様のような

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忘我状態

我を忘れることは心底楽しく、尚且つ重要です。我というのは、起きているときの自分、肉体を持った自分、肉体を持って知覚し考える自分です。忘我状態、つまりトランス状態になることは、夢同様に大きな意味ある体験をするものです。

トランス状態になるためには、踊り狂ってお祭り状態になる必要があるとは限らず、人それぞれ好みの方法があるものです。私の場合は、お風呂に入っているとき、自動的に体が動いていくと、明らか

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ひとりではない

恒星に帰りたいと思うのは呼ばれているからで、自由になりたいと思うのは外から呼ばれているからです。自分一人で決めて、自分一人で実行していることなど一つもなく、個人を越えた力に助けられ、導かれているから、決めて動くことができます。

リーダーやセラピストの中には、肉体のルーツに基づく死者の声をガイドとしてリーディングやセラピーをする人もいます。そこに自覚があるかないかは別として、本体のルーツではなく、

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