「痛いの、痛いの、飛んでいけ〜」から学べること

小さい頃、自分の親や祖父母が使っていたのを思い出しました。

昨日、娘が転んでしまい、膝を擦りむいてしまいました。
子供が走って転ぶのはよくあることですが、その時にこの言葉を使います。

「痛いの、痛いの、飛んでいけ〜」

するとどうでしょう!
泣きやんだり、何となく治った感じがしてくる。

冷静な事実としては、治っていません。

ですが、大丈夫だよ。痛かったね。転んじゃったんだね。と認めてくれることでの安心感。
その安心感が、これから徐々に治っていくという希望になることで、痛みが和らいだ感覚になるのではないでしょうか。

子供がうまくいかないこと、初めてやること。親はここに安心感とこれから良くなるという希望を与え、スパイスで技術的なことをサポートすることが必要なんだと感じました。

うまくいかないこと(=転んだこと)
痛いの、痛いの、飛んでいけ〜(=安心感とこれからよくなる希望)
ばんそうこうを貼る(=技術的なサポート)

こういう組み合わせということです。

さらに、この順番が大事なのかもしれません。
転んだらすぐにばんそうこうを貼ろうとしても、子供が泣いていては貼れません。「痛いよ〜」と泣き叫んでいる子供を、まずは落ち着けてあげないといけない。だから、先に共感の言葉が大事なんでしょうね。

さて、これを仕事のスタッフにもしてあげているかな?
クライアントにもできているかな?

自問自答して、仕事にも活かします。だって仕事も上手にいかないことがありますよね。その時は、心の中で、

「痛いの、痛いの、飛んでいけ〜」

といってみましょう。

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