tanaka

3冊のマーケティング書と、1冊の自己啓発書を上梓した、1000件を超えるマーケティングの現場たたき上げの著者が、マーケティングの現場で使うマーケティングフローRDPと、従業員の経営意識を高める経営戦略をテーマに贈るnote

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3冊のマーケティング書と、1冊の自己啓発書を上梓した、1000件を超えるマーケティングの現場たたき上げの著者が、マーケティングの現場で使うマーケティングフローRDPと、従業員の経営意識を高める経営戦略をテーマに贈るnote

マガジン

  • 三毛猫ミーのクリスマス

    クリスマスイブ。猫と、人間が共存する島を舞台に、猫たちが、冒険をくり広げます。 「この島で亡くなった猫たちが眠るネコロポリス」 「パワーキャンドルを隠した深い森の猫ヶ森(ねこがもり)」 「やがて戦いの舞台となる大草原の猫ヶ原(ねこがはら)」 などを、ビビリ猫の黒猫クーや、乱暴者のブチ猫ブーたちと、追い駆けっこしながら巡ります。 そして、クリスマス。 人間たちを乗せた船が入港すると、猫の楽園だった島は、戦場と化します。 猫たちは、仲間と力を合わせ、人間と闘います。 ・キティ組のボス猫ハロー、 ・シャム猫のジロチョー、 ・猫パンチングのチャンピョンを目指す白猫ジョー、 猫と、人間の、生死を賭けたバトルの結末は? 三毛猫ミーの姿は、どうして、人間に見えないの? すべての謎が、クリスマスの夜に、明かされます。

最近の記事

クッキング♪マーケティング 10「TKGとクラウド エッグ」

料理を引き合いに、楽しく、わかりやすく、マーケティングに触れようと巧む当企画。 前回(8回目)に続き、今回のテーマも“卵かけご飯(Tamago Kake Gohan)” 略して“TKG”シリーズの第4回目。 第一回は玩具メーカーのタカラトミーアーツさんが開発した新商品「究極のTKG」を取り上げました。 第二回は、卵の白身を泡立てるメレンゲの応用に、何百年間、誰も気づかなかったバイアス(偏り)について。 第三回は、TKG(卵の生食)が、日本特有の食べ方であること(加熱

    • クッキングマーケティング 9「料理は味ではなく、風味で決まる?」

      料理でマーケティングを体験する、今回のクッキングマーケティング(9回目)は、第8の味「風味」 ご存じの通り、味には、 甘味 塩味 酸味 苦味 旨味 脂味  薬味 7つの味があります(辛味や、香味を、薬味で一括りにせず、それぞれ分けると9つの味になります) これぞ、さしすせそに並ぶ、マーケティングでいうところの4P'sやSTPのような、フレームワークになります。 作った料理を味見してみて、 「何か足りないな」 と思ったら、以上の7つを再検証するだけ。

      • クッキング♪マーケティング8「生卵で料理は天才的?」

        身近な料理をメタファーにして、わかりやすくマーケティングを学ぼうというこの企画。 前号に引き続き、今回のテーマも、みんな大好き“卵かけご飯” 日本人にとって、卵かけご飯は、ありふれた食事ですが、外国人に言わせると、 「生卵で料理?その発想は無かった!天才的だ」 というくらい、画期的な、日本特有の食べ方だそうです。 こんな話を聞いたことはありませんか? ●アフリカに到着した靴の営業マンAさん 「現地の人は、誰も靴を履いていない。靴は売れない。アフリカに進出してもムダだ

        • 第8回 やわうどん

          身近な食事を喩えにして、わかりやすく、楽しく、マーケティングに触れようと巧む、この企画。 今回のテーマは、やわうどん。うどん = コシ というステレオタイプ(世間の常識)が、変わりつつある模様。 やわうどんがブームだそうですね。 かまずに飲めるうどんは、こだわりのない(バイアスがかかっていない)世代からすると、有りでしょう。筆者もハマってます、喉ごしがうまい! 以下余談。 『マツコの知らない世界』というテレビ番組で取り上げられ、MCのマツコデラックスさんが、絶賛した

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        • 三毛猫ミーのクリスマス
          15本

        記事

          クッキングマーケティング 7 卵かけご飯

          今回のテーマは“卵かけご飯”2/6 ご存じ、卵かけご飯とは、白飯の上に、鶏卵を割り入れて、醤油や麵つゆをたらし入れ、かき混ぜて食べる丼物と思いきや! 卵の白身と、黄身を分けて攪拌する“究極の卵かけご飯”が登場しました。 NHK(ガッテンのホームページ)では“究極の”と冠していませんが、たまごの白身と、黄身を分ける卵かけご飯は、 “究極の卵かけご飯” として広まりつつあります(紹介済みのタカラトミーアーツの玩具名を含め) ところが! たまごの黄身と、白身を分けるのは

          クッキングマーケティング 7 卵かけご飯

          クッキングマーケティング 6 卵かけご飯

          今回のテーマは“卵かけご飯”1/5“卵かけご飯”を略してティーケージーTKG(Tamago Kake Gohan)という造語も定着した感があります。 TKG専用の 醤油 まで登場しました。 TKG専用の 卵 まで登場しました。 素材(醤油と卵)を商品化する方向は思いつきやすいのですが(開発しやすくありませんが) なんと!玩具メーカーのタカラトミーアーツは、究極のTKGを作るおもちゃを販売しました。 https://www.takaratomy-arts.co.jp/s

          クッキングマーケティング 6 卵かけご飯

          クッキングマーケティング 5 包丁

          今回のテーマは、包丁家庭の台所は、刃物、火気など、危険物だらけ。さながら、キッチンは戦場です。 まず、台所にありがちな包丁(三徳、牛刀、ペティナイフ、洋包丁、中華包丁、菜切包丁、出刃)すべて殺傷力があります。 キッチンで使っている分には問題ありませんが、包丁を握って外へ出ると銃刀法違反で逮捕。犯罪者です。 他に、 刺すのに有効なアイスピック。 ミートフォーク。 叩くのに有効な肉たたき。 フランパンで夫を叩き殺した事件もありましたね。 皮膚を溶かすキッチンブリーチ。 ガス

          クッキングマーケティング 5 包丁

          クッキングマーケティング4 チャーハン

          料理を喩えに、わかりやすく、楽しくマーケティングに触れようと巧むこの企画。 第四回のテーマは、チャーハン。チャーハンの具といえば、長ねぎと、卵のみが基本。 お好みで、刻んだチャーシューを入れたり、梅干、エビ、にんにく等を入れ、具で味を変えます。 この「具」で味を変えるところが炒飯の妙。 長ねぎと卵のベースは変えません。味は塩味(こがし醤油のほうが日本人向け) つまり、卵チャーハンさえ作ってしまえば、具次第で、豊富な種類に展開できます。 この「基本を抑える」ところが

          クッキングマーケティング4 チャーハン

          クッキングマーケティング3 納豆汁

          料理を喩えに、わかりやすく、楽しくマーケティングに触れようと巧むこの企画。 今回のテーマは、納豆汁代表性バイアス※にかからないトレーニングは、料理が一番。 ※代表性バイアス https://ssaits.jp/promapedia/glossary/representativeness-bias.html 失敗したって、誰にも迷惑かかりませんもの。 失敗作を食べなければならない本人や家族は苦痛ですが(笑) 試しに「ええー?そんなの○○じゃない」と驚く料理を作ってみま

          クッキングマーケティング3 納豆汁

          クッキングマーケティング2 カツカレー

          料理を喩えに、わかりやすく、楽しくマーケティングに触れようと巧むこの企画。 今回のテーマは、カツカレーカツカレーの恍惚感 ごはんの上にトンカツを乗せ、カレールーをかけ、食べる、湧き上がる恍惚感。 とんかつを、カレーソースで食べる料理は、カツカレーのみ。カレーうどんも、カレーそばも(異論ありましょうケド調べたらありました) カツカレーの背徳感 カツも、カレーも、どちらも単体で成り立つメニューを、合体させてしまう背徳感。 単独で成り立つメニューを、合体させ、魅力的にし

          クッキングマーケティング2 カツカレー

          マーケティング基本用語 AIDSA(アイドサ)の法則

          1.AIDA(アイーダ)が出来るまでAIDA(あいーだ)の法則とは、商品を知ってから、買うまで、お客様の心理と行動を、わずか四段階に絞り込み、4つの英単語の頭文字を繋げた法則名です。 まず、三段階。 1.Attention(注目)…商品を知る 2.Interest(興味)…もっと知りたいと思う 3.Desire(欲求)…欲しくなる この段階に従って、人は買い物することを、米国の広告研究家セント・エルモ・ルイスさんが、1898年に唱えました。 日本は明治時代。早稲田

          マーケティング基本用語 AIDSA(アイドサ)の法則

          クッキング・マーケティング1 スパゲティ

          スパゲティの乾麺を、水に浸しておいてから茹でると、ひと煮立ちで、茹で上がるなんて、スパゲティ誕生以来、誰が考えたでしょう。 水に浸ける時間にもよりますが、5分も7分も茹でる必要ありません、一煮立ちでイーんです。 どうして、今まで、メーカーは、商品パッケージで知らせなかったのでしょう? もしかして、海外を含めた乾麺メーカーさえも、知らなかった? だとしたら、紀元前から存在するスパゲティの常識を覆した画期的な調理法です。 こういう、画期的な、新しい価値が、まだまだ、ある

          クッキング・マーケティング1 スパゲティ

          三毛猫ミーのクリスマス 最終第25話 今年のクリスマスも疲れたぜ!帰るぞ!終わりじゃ!

          https://note.com/tanaka4040/n/nae937523d5b3から続く 「あの世《よ》から来たということは、もう既《すで》に、亡《な》くなっているということですか?」  いつの間にか、もの知《ものし》り猫のリューがいる。 「そう。死んだあと、天《てん》に召され、天国《てんごく》で暮らしているんだ」 「天、すなわち、神様《かみさま》に召され、天国、すなわち、神の国で暮らしているということですか?」 「ああ。そこに、虹《にじ》の橋《はし》という、七色《な

          三毛猫ミーのクリスマス 最終第25話 今年のクリスマスも疲れたぜ!帰るぞ!終わりじゃ!

          三毛猫ミーのクリスマス 第24話 猫と人間、言葉は通じなくても伝えたいことが分かり合えるのニャ

          https://editor.note.com/notes/naf3272bb32f0から続く 「そんなところで寝てたら、風邪ひくよ?」 「おばちゃんじゃナーイ!」 「おばちゃんとは言ってないよ」  声に気づいて目を開けると、黒猫クーが、心配そうに覗き込んでいた。 「大丈夫?」 「んんん?ここは?」  一瞬、状況を把握できなかったが、徐々に、鮮明に思い出した。 「そうだ、戦いが、終わったんだ」 「うん、猫ヶ原《ねこがはら》の戦いは、終わったよ」  無秩序に停《と》めた数十

          三毛猫ミーのクリスマス 第24話 猫と人間、言葉は通じなくても伝えたいことが分かり合えるのニャ

          三毛猫ミーのクリスマス 第23話 戦い終わって日が暮れて、あたしの視界は闇に溶けたニャ

          https://note.com/tanaka4040/n/nbef5cc2c333dから続く 筆 者 注 16話から23話は、猫同士の戦闘シーンが苦手でしたら、読まないほうが無難です。 24話までお進み下さい。 24話から御覧になっても(7話分とばしても)繋がるストーリーになっています。 では、どうぞ、お進みください  降《ふ》りしきる雷雨《らいう》の中で、戦闘は、激しさを増していた。  クロスボウの男を斃《たお》したことで、猫たちは、闘い方を学んだ。  猫は、親か

          三毛猫ミーのクリスマス 第23話 戦い終わって日が暮れて、あたしの視界は闇に溶けたニャ

          三毛猫ミーのクリスマス 第22話 こんなところで死ぬな!生きて勝ち残るのニャ

          https://note.com/tanaka4040/n/n9da189d80413から続く 筆 者 注 16話から23話は、猫同士の戦闘シーンが苦手でしたら、読まないほうが無難です。 24話までお進み下さい。 24話から御覧になっても(7話分とばしても)繋がるストーリーになっています。 では、どうぞ、お進みください 「負けるかも」 とは思わなかったが、徐々に恐怖感が高まってきた。その恐怖を煽《あお》るかのように、黒い海の彼方《かなた》から、雷鳴《らいめい》が近いづ

          三毛猫ミーのクリスマス 第22話 こんなところで死ぬな!生きて勝ち残るのニャ