クッキング・マーケティング1　スパゲティ

2024年7月25日 16:13

スパゲティの乾麺を、水に浸しておいてから茹でると、ひと煮立ちで、茹で上がるなんて、スパゲティ誕生以来、誰が考えたでしょう。

水に浸ける時間にもよりますが、5分も7分も茹でる必要ありません、一煮立ちでイーんです。

どうして、今まで、メーカーは、商品パッケージで知らせなかったのでしょう？

もしかして、海外を含めた乾麺メーカーさえも、知らなかった？

だとしたら、紀元前から存在するスパゲティの常識を覆した画期的な調理法です。

こういう、画期的な、新しい価値が、まだまだ、あるんですねえ。

この水戻しスパゲティは、NHK「ためしてガッテン」のスタッフが開発したようです。

まるで、生麺のように茹で上がりますから、芯の残るアルデンテが好きな方にはオススメできませんが、

もっちりした生麺らしい食感が好きな方には、カンタン調理で、オススメです。

茹で時間もさることながら、水に浸すと麺がフニャフニャになりますから、

乾麺が入りきる深さの寸胴でなくても（行平のような片手鍋でも）茹でられます。

まさか、スパゲティの乾麺が、生麺のようになるなんて、

さらに、茹で時間を短縮できるなんて、

ありそうで、誰も（プロフェッショナルのメーカーさえも）思いつかなかった（かどうか、真偽は明らかではありませんが、少なくとも、筆者は知りませんでした）

「スパゲティの調理とは、こういうもの」
という既成概念を取り払ったところに、数千年の常識さえ覆す新しい価値が生まれた好例です。

ケベッロ！（なんて素晴らしいんでしょう！）

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