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エッセイ・詩 / 井上イロ木

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井上イロ木のエッセイをまとめました。
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#妖怪

暗闇に紛れ込んで走る感覚と、光に晒されて走る感覚の違い。オレの中の妖怪

暗闇に紛れ込んで走る感覚と、光に晒されて走る感覚の違い。オレの中の妖怪

いつもは好きで夜明け前の4時10分くらい、足元もほとんど見えない中を走っているが、今日は試しに5時10分くらい、日の出は5時7分だから日の出とともに走ってみた。

寝たのは諸事情でいつもより遅くなり、睡眠時間もいつもより短く5時間くらい。起きる時間は、いつもは4時起きなんだけど、実験的に5時に起きてみた。目覚ましに起こされると、もう外は明るくて爽快な気分。「あれ?こんなに外が明るいだけで気分が違う

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妖怪について考えてみた。「妖怪は人間から責任を押し付けられるための存在だった説(思いつきの自論)」

妖怪について考えてみた。「妖怪は人間から責任を押し付けられるための存在だった説(思いつきの自論)」

オレは妖怪が好きだ。妖怪はなんの役にも立たない。たまに悪さをする。無数の種類がいる。

子供ながらに水木しげるの妖怪事典を見ながら、「妖怪あずき洗い」の絵は目のぎょろついた頭のハゲたジジイが川で小豆を洗っているだけの絵だったし、「妖怪まくら返し」は朝起きたら枕が足元にあるのは「まくら返し」の仕業であるというだけだった。

「妖怪〇〇」と頭に妖怪とつけないとまったく妖怪の名前とは思えないもの多かった

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