【蜂蜜が固まってしまった!】
毎年、冷え込むこの時期になるといただくお問い合わせの一つとして「蜂蜜が固まってしまった!」があります。
これは蜂蜜の特性によるものなのですが、あまりご存じない方もいらっしゃるようなのでお伝えしておきたいと思います。たまに「砂糖が入ってるんじゃないの?」とご質問いただくことがありますがそうではありません。
蜂蜜が固まってしまう現象は「結晶化」と呼ばれています。結晶化は蜂蜜の一般的な特性になるのですが。これは、はちみつが温度帯10°から15°前後の寒さに当たると固まってしまうという現象です。
よくある例として加工品や調味料と間違ってはちみつを冷蔵庫に入れてしまって固めてしまうと言うな事例もあります。
沖縄の場合、最低気温が10°から12°前後の冷え込みですが、室内だともう少し暖かいので結晶化するということは起こりにくいのですがそんな沖縄でもやはり蜂蜜の下の数パーセントが結晶化してしまうということも今年はありました。
結晶化の仕方は毎年少しずつ変わります。ちなみに昨年の冬は泡のようなフワフワした結晶化はちみつになりました。
今年はというと、神奈川に住む友人から「はちみつが固まっちゃったんだけど。」という相談を受けていろいろ話を聞いていると関東地方は寒気が入ってきて冷え込む日が続いているのでそれが原因ではちみつが固まってしまっていました。
はちみつが結晶化するという現象についてはブドウ糖と果糖のバランスによるものだと言われていて蜜源の花によっては結晶化しにくい蜂蜜もありますし、ほとんどが結晶化してしまいやすい蜂蜜も存在しています。
■結晶化はちみつの美味しい食べ方
①ハニートーストとして。
シャリシャリした食間が好きな方はそのまま召し上がってもいいのですが、トーストにバターを塗って結晶化した蜂蜜を塗ると程よく溶けて美味しいです。
②ホットドリンクの甘味として。
紅茶やコーヒーにお好みで結晶化した蜂蜜を溶かすと美味しく召し上がることができます。
また、この時期だと柚子やレモンを搾ってホットドリンクを作り、甘味として蜂蜜を使うと激ウマです!
ちなみに、琉球百花ECサイトでは数量限定のアウトレット特価として結晶化はちみつを販売しています。ご興味のある方は、この機会にお試しください!
琉球百花-アウトレット商品