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図書館とわたし

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図書館とわたし〜図書館に入り浸る日々、ふたたび〜

図書館とわたし〜図書館に入り浸る日々、ふたたび〜

最近、図書館という場所の魅力を再発見して、自分と図書館のこれまでのかかわりを振り返るnoteをいくつか書いてきた。

こうして振り返ってみると、図書館という場所は、わたしの人生において自分が思っているよりも大事な場所だったみたいだ。

母との思い出の場所であり、知的好奇心をくすぐる場所であり、がんばりたい時に力を引き出してくれる場所でもある。

振り返りシリーズの直近の記事にも書いたけれど、図書館

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図書館とわたし〜留学時代:図書館に入り浸る〜

図書館とわたし〜留学時代:図書館に入り浸る〜

図書館と自分のかかわりを振り返るシリーズ第5弾。今回は、イギリスに留学していたときの話。

▼第1〜4弾

わたしは大学時代に1年間、イギリスの大学に交換留学をしていたのだが、そのとき図書館には大変お世話になった。

それはもう、入り浸るぐらいの勢いで図書館を使っていた。

というのも、まずイギリスの大学では、講義やゼミの前にいくつか文献を読んで予習をしておくことが前提になっている。それもけっこう

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図書館とわたし〜大学:知の宝庫、そして学びの場〜

図書館とわたし〜大学:知の宝庫、そして学びの場〜

図書館と自分のかかわりを振り返るシリーズ第4弾。今回は、大学時代の話。

▼第1弾〜第3弾

図書室にもお世話になった受験勉強を経て、晴れて大学に進学できたわけだが、大学ともなるとやはり図書館の規模はこれまで以上に大きい。

そもそも、小中高と学校にあったのは図書室であって、それは校舎の一角にある部屋にすぎない。でも、大学は図書館。ひとつの建物だ。

そして、その建物もまたでかい。近所の図書館より

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図書館とわたし〜中高時代:縁を深める〜

図書館とわたし〜中高時代:縁を深める〜

図書館と自分とのかかわりを振り返るシリーズ第3弾。今回は中高時代のお話。

第1弾、第2弾はこちら。

幼少から図書館や図書室という場所に馴染みがあり、それなりに本を読むのが好きだったわたし。

中高時代はそこまで本を読んでいたわけではなかったが、図書室との縁は深まるという、今思えばけっこう不思議な時代だった。

というのも、わたしは中高時代、わりと長いこと図書委員をやっていた。

図書委員になる

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図書館とわたし〜小学校:本を借りる場を越えて〜

図書館とわたし〜小学校:本を借りる場を越えて〜

最近はまっている図書館という場所との関わりを振り返ってみよう、ということで勝手に始めたシリーズ第二弾。

今回は小学校の頃の話。

ちなみに、第一弾はこちら。

小学校に入ると、小さい頃よく行っていた町の図書館には前ほど行かなくなった。

学校もあるし、友達と遊ぶことも増えたし、たぶん純粋に時間が減ったんだと思う。

それから、何年生かのタイミングで近所に新しい図書館ができたのも大きい。どうしても

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図書館とわたし〜幼少:母とよく行った町の図書館〜

図書館とわたし〜幼少:母とよく行った町の図書館〜

最近すっかり図書館という場所にはまっているので、気持ちが熱い今、図書館と自分のことを振り返ってみようと思う。

そもそも初めて図書館に行ったのがいつだったか、はっきりとは覚えていない。それぐらい小さい時だったと思う。

家から歩いて行けるところに小さな町の図書館があって、よく母親が連れて行ってくれていた。

母はよく本を読む人だったので、きっと初めて行ったのも、母が本を借りるついでとかだったんじゃ

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