抗酸化野菜のエース!ほうれん草の魅力
ほうれん草は、アンチエイジング野菜のエース。
抗酸化ビタミンの、A、C、Eをコンプリートしています。
11~3月が旬といわれていて、冬場のほうれん草は、ビタミンCが夏の3倍。
老化防止への期待も、さらに膨らみます。
ダイエット野菜としても優秀で、100gあたりのカロリーは、茹でて25kcal、生で20kcalしかありません。
糖質量も茹でて0.4g、生で0.3gと、野菜平均の3.6gを大幅に下回ります。
(おひたし一人前の量で、ほうれん草約50g)
酸素を運ぶ鉄分を多く含むうえ、その吸収率を上げるビタミンCが多いのも、女性ダイエッターには嬉しい要素。
ほうれん草100gで、1日に必要な鉄分の、3分の1がまかなえます。
また、ヨーロッパでは「胃腸のホウキ」といわれるほど、食物繊維もしっかり摂れる野菜です。
心配なのは、結石の原因とされるシュウ酸ですが、3分ほど茹でると半分ぐらいに減らせます。
カルシウムとくっついて体外に排出もされるので、ほうれん草入りミルクスープはいいかもしれません。
ミルクプロテインだけでなく、スープに溶けた水溶性ビタミンのCも、漏らさず摂取できてしまいます。
牛乳に含まれる脂質が、脂溶性ビタミンのAやEの、吸収を速やかにしてくれるのもメリット。
ほうれん草を100gも食べれば、それだけで、ビタミンAの原料になるβ‐カロテンは、1日分を摂ることができます。
その豊富な栄養素から、つけられた花言葉は「健康」
栄養価がいっそう高くなり、グッと甘みの増す季節はまもなくです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(特定の栄養素の過剰摂取は、健康を害する可能性もあります)
(疾患をお持ちの方、薬を服用中の方は、主治医の指示に従ってください)