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自重トレとしてオススメする3つのトレーニングメソッド -その1- 【スタビライゼーション】
自重トレとしてオススメする3つのトレーニングメソッドの一つ目が
「スタビライゼーション」だ。
スタビライゼーションって?
スタビライゼーションとは、
主働筋だけのトレーニングではなく、主働筋・協働筋・拮抗筋や補助筋群(スタビライザー)を刺激するトレーニングメソッドです。動作中、常にアライメントを意識することにより、アイソメトリクスを生じさせて、体軸の安定強化が行えます。
バランス能力・リカバリー能力・姿勢反射などのトレーニングができ、体幹(コア)と四肢の安定性を高めますが、体幹トレーニングやバランストレーニングを中心としたトレーニングメソッドではありません。スタビライゼーションを行うことにより、体幹が強化され、バランス能力が高まるのです。体幹(コア)トレーニングやバランストレーニングは、スタビライゼーションのメソッドの一部になります。また、体幹だけを強化しても身体の安定性が高まるものではなく、パフォーマンスが向上するものでもありません。体幹に接続されパフォーマンスを発揮している四肢と、その接続部である関節をも強化することで身体の安定性が高まり、ハイパフォーマンスを発揮することが可能となります。
スタビライゼーションは、主軸(主働筋・協働筋・拮抗筋)となる部分を強化し、さらにそれをサポートする支軸(協働筋・拮抗筋・補助筋群)を強化するメソッドであるため、体軸が安定するようになり、パフォーマンスにブレが生じにくくなるので、ハイパフォーマンスが発揮できるようになるトレーニングメソッドとして注目されているのです。
文章では理解するのが難しいかもしれないが、簡単に言うと
全身の筋肉を一度に刺激でき、体軸を安定させたり、筋肉のバランスを整える効果が高いトレーニングメソッドなのである。
人間、どうしても日常動作や動きのクセによって、筋肉のバランスが崩れてしまう。ウエイトトレーニングを行っていても、左右差で力の発揮が異なってしまうという人もいるだろう。このように、「上半身・下半身」「左側・右側」「表面・裏面」「表層・深層」など、筋肉のバランス(筋バランスという)を整え、カラダの軸である体軸を安定させパフォーマンスを高めるのだ。
このトレーニングは、アスリートだけが必要かと言えばそうではない。
子どもの調整力獲得や高齢者の転倒予防、肩こりや腰痛などの改善にも効果が高い。
実際にスタビライゼーションを試してみると、腰痛で動けるか心配だったという人が、実施後腰痛がなくなったと驚く人もいるくらいだ。
エクササイズ種目は驚くほどたくさんある。負荷の低いものから、かなりハードなものまであり、少しのカラダの使い方を変えるだけで負荷が大きく異なる。最後に参考書籍を紹介しているが、数多くの種類が紹介されているので1冊あれば、たくさんのエクササイズを行うことができるだろう。
まだまだスタビライゼーションのメリットや魅力があるのだが
今回はこれくらいにしておく。
もし、興味のある人が多ければ、追加で記事を書こうと思う。
【正しいスタビライゼーション学ぶなら】
ちなみに私も以前協会に関わっており、全国で講師として指導に回っていた。だからこそ、この優れた効果を多くの人にオススメしたい。
私が在籍していた頃よりさらに進化を遂げていると思われるので
しっかり学びたいという人は、協会の開催する講習会に参加してもらえたらと思う。その効果に驚くはずだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1644457787942-nSBmBpQB61.jpg?width=1200)
【正しいスタビライゼーション動画をチェックするなら】
スタビライゼーションと名前のついた動画をよく見かけるが、正しいスタビライゼーションでないことが多い。
正しいスタビライゼーション動画を見るなら下記のサイトを参考にしてもらえれば間違いない。どちらも、協会認定の最高位資格を保持している指導者の方々が解説してくれている。
![](https://assets.st-note.com/img/1644457376922-Ty3LkOS80I.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1644457384944-cntGl7PPYP.jpg?width=1200)
【参考書籍】
最後に参考書籍を紹介したい。
どちらも協会が発行するテキスト書籍だ。
青い書籍は、ベーシックなもの
黄色い書籍は、初心者向けだ。
どちらも数多くのエクササイズを収録していて便利だ。
【お知らせ】
【Kindle版はコチラから☟本よりもお買い得!】
![](https://assets.st-note.com/img/1644459914181-QOPYCDVKVU.jpg?width=1200)
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