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大人は甘えちゃいけないって誰が決めたの?大人になるために甘えよう(毎日更新120日目)

こんばんは、takumaです。

今日も幸せに生きるために役立つ情報を発信していきたいと思います。

本日は加藤諦三さんの著書
『自分のうけいれ方』の前半部分の感想と考察をしていきます。


次の言葉を見て気になる人は参考になるかもなので、もしよかったら読み進めてみてくださいね。

「人生が楽しくない」

「人とコミュニケーションができない」

「人と親しくなれない」

「どいつもこいつも嫌いな人ばっかり」

「恋愛するといつも傷つく」

「いつもイライラする」

「どうやって生きていけばいいのかわからない」

「楽しいことが何もない」

「とにかく生きづらい」

「人生は地獄だ」

「好きとか、愛するとか、よくわからない」

「自分の好きなことがわからない」

「ことあるごとに傷つきやすい」

「周りから孤立してしまう」

***どうでしょうか、自分の気持ちと近いものはありましたでしょうか?

これらの苦しい気持ちは自分の満たされていない「甘えたい」という欲求を満たしてやることで解消されるかもしれません。

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前半の概要

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本書は自分には価値がないと人生のどこかで勘違いをしてしまった人に対して、「ありのままの自分には価値がある」という真実を伝えるものです。

自分はがんばらないと、何か結果を出さないと、人より優れていないと何の価値もないと強く信じてしまって強迫観念に苦しんでいる人には、「ありのままの自分には価値がある」なんてただの綺麗事に聞こえて、とてもじゃないけど信じられないかもしれません。

でもそうじゃないんだよということを、加藤諦三さんが一生懸命説明してくれます。

加藤諦三さんも親との関係で神経症になり地獄を経験してきた人です。

本書の前半で一番のキーワードになるのは

幼児的願望

という言葉です。

つまり子供のような願望、

「いつも自分のことだけを見ていてほしい」

「いつも褒められたい」

「自分を話題の中心にしてほしい」

「自分の気持ちをわかってほしい」

大人がこのようなことを言っていたら自己中とかわがままとか言われるようなことですね。

幼児的願望=甘えたい気持ち

と言い換えるとわかりやすいです。

生きづらさの原因はこの「甘え」が幼児期に満たされることなく、そのまま大人になってからも自分の中に残っていることだと言っています。

甘えを満たす

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愛されたことがある人だけが人を愛することができる
それは愛される経験をすることで愛する能力が培われるからだ

と本文中にあります。

愛されなかった人は、他人を信じることができない

とも言っています。

最悪ですね。

自分は子供のころ親に愛されなかった。
母親は自分のことで精一杯で大人になりきれていない人だったので子供を愛するどころじゃなかった。

愛されたいけど愛されなかった
ぼくの話をちゃんと聴いてくれなかった
ちゃんと認めてくれなかった、いつも否定されて親に気持ちを話してもスッキリしたことなんてなかった
ちゃんと受け止めてくれたことなんてなかった
いつも自分の中に寂しさがあって、人に愛情を求めてしまうし、愛情に飢えている
愛情飢餓感がある

子供のときに欲しかった愛情はもらえなかった
それは自分の心がよく知っている

じゃあそれはわかったと

でもそれはずっと続くのか
人を愛したいのに愛せないのだろうか
人を信じたいのに信じることはできないのだろうか

って思っちゃいますよね。

でも、大丈夫です。

幼児的願望がまったく満たされないまま大人になってしまった人はどうすればいいのかという疑問への答えが本書の前半には書かれています。

愛されなかった人はどうすればいいのか?

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次の5つの方法を示しています。

(1)自分の不幸な運命を受け入れること

幼少期に愛情をもらえなかったこと、そのことで大人になってからも人間関係に支障をきたしていることはとても残念なこと。
愛されなかったことは悲しいけどしょうがないと受け入れる。

心理的に健康な人はそんな苦労をすることもなく普通に友達づきあいをして恋愛をしていて、その人達を妬む気持ちや「なんで自分ばっかり」という世の中を恨む気持ちがあるかもしれないが、「これが私の運命だ」と受け入れる。

自分はそういう心理的に健康に育った人達とは違う人間なんだということをしっかりと自覚すること。

自分の運命を受け入れる覚悟をすることが、出発点となる
そうすると不思議とこれから出逢う人達が変わってくる。

(2)自分のお母さんと呼べるような木を見つける

これは自然に生えている木を利用するそうです。
小さい木でも大きな木でもいいから、それをお母さんだと思って自分が辛いときに祈るという行為です。

祈るという行動はスピリチュアルっぽくてうさんくさいと思う人もいるかもしれませんが、祈ることは人の精神にとても良いということが科学的に立証されていますね。

木に向かって祈るなんて人目が気になってできないよーって思いますよね。

これは自分が安らぎを感じるような対象を持つという意味でしょうから、ぼくは部屋の中の花でも植木でも何かのマスコットでもなんでもいいのではないかと思います。

やり方としては、自分が不安になったとき、自分が愛されたいと思う人を独占できなくて苦しい時、その人が自分以外の人に関心を向けていることで不愉快な気持ちなった時、他人に嫉妬して辛い時などに

「おねがいです。どうか私の幼児的願望を解消してください」と頭を下げて

「自分が人を愛することのできる人間になれるように」祈るという感じです。

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(3)自らの幼児性を認める

自分の中に人に甘えたい気持ちがあることを否定せずにしっかりと認識して自覚するということです。

そしてここがぼくはとっても重要かなと思いましたのが、

自分は年齢的には大人なのに恥ずかしいけど幼児性や満たされていない幼児的願望があるということを打ち明けることができて、それを理解してくれる友人や恋人とつきあうということです。

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なぜなら、そんなことで悩んだことのない心理的に健康な人だと幼児的願望を大人になっても持っていることがどうしても理解されなくて、逃げられてがっかりして、また自信をなくしたり自分を責めてしまうからです。

いつもそうやって傷ついてきましたよね。

そう思ってしまうのはあなたが悪いのではなくてしょうがないことなんです。人間の自然な心の働きなんですから、あなたが弱いとか悪いわけじゃない。

だから幼児的願望や愛情要求が強くなってしまうというメカニズムをしっかりと理解できる人とつきあうことがベストです。

つきあう人はしっかりと選ばなきゃいけません。

心理学とか勉強している人のほうがいいかもしれませんね。

(4)人間関係の遠近感を知る

これは人とのコミュニケーションを練習していく中で距離感を学んでいくというようなことです。

生きづらさを抱えている人は距離感がわからないことが多いのですが、これは自然と身についていくことだと思います。

(5)心の底にある不満に直面する

自分の心の奥深く普段は意識できないようなところに自分の満たされなかった思いがくすぶっています。

潜在意識にたまった無念な思いや辛い記憶が何十年たった今でも自分を振り回すということがあります。

静かに自分の心を見つめる時間をもって、その気持ちと向き合うということですね。

よく言われるようなインナーチャイルドを癒やすというような行為といえるでしょうか。

小さいころ自分はどうして欲しかったのか?

幼いころ自分は何を悲しく寂しく感じていたのか?

自分の中にいる小さい自分と対話するような感じで本当の声を聴いていきます。

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まとめ

愛されなかった人はこれからどうすればいいのか?

ということを見てきました。

自分の現実と運命と向き合うということから始めることですね。

いつまでも人を妬むのはやめて、自分は悲しいけど人並みの愛情はもらえなかったから今苦しんでいるんだと自覚する。

そしてそれを受け入れるのがとにかく出発点です。

そして自分で人生を立て直すことを覚悟する。

そこから新たに運命が開けてくるはずです。

先ほども書きましたが、これから友達や恋人を作るときに人を選ぶということが非常に重要だと思います。

自分のありのままを話せる相手であること、理解しあえることが条件です。

といってもなかなかそんな人を身近で見つけるの難しいと思います。

だからぼくは何でも話せるようなコミュニティを自分で作りたいと思っています。

もし興味がある人はコメントでもなんでもいただけると嬉しいです。

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とそんな感じで『自分のうけいれ方』の前半部分の読書感想文は終わりです。

あしたは続きを書いていきたいと思います。

それでは今日はこのへんで

またあした。


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