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蛸文(たこふみ)
2024年12月30日 09:07
これまでいくつか呼んでいるハルキ文庫の280円シリーズ。今回は宮沢賢治の「注文の多い料理店」など3作品が収録された短編集である。今回もこんな名作に僕なんかがオススメ度をつけるわけにはいかないので(笑)、各話の拙い感想だけ書いていくこととする。〜注文の多い料理店〜たしか、小学生の教科書に載ってたのだろうか?あらすじはもちろん知ってるのだけど、改めて大人になって読んでみると懐かしさがあって良
2024年12月29日 11:01
オススメ度(最大☆5つ)☆「屍人荘の殺人」が傑作すぎて、続編の「魔眼の匣の殺人」もなかなか面白かったので、かなり期待して読み始めた剣崎シリーズ第三弾となる本作。冒頭からこんなことを書いてしまうが、僕はこのシリーズはここで読むのをやめようと思う。というのも、第三作目となる本作があまりにも残念な内容だったからだ。前の2作は素晴らしい出来だった。一作目で起きた異常事態(ネタバレを避けるた
2024年12月19日 22:42
オススメ度(最大☆5つ)☆☆☆☆〜メモ帳サイズのホラー短編〜ホラー小説が好きで、色々検索していたところ何かと目にした本作。気になって書店で見つけたところ、その見た目にまず驚いた。文庫本よりも小さい片手に収まるメモ帳ほどのサイズであり、ページ数もそんなになさそうであった。見た目の珍しさに思わず即購入してしまったのだった。〜余白部分が怖い〜さて、そんな見た目とは裏腹に結構怖くて良かった
2024年12月8日 19:20
オススメ度(最大☆5つ)☆☆☆以前読んだ「方舟」がかなり衝撃的なミステリ小説であった。その同シリーズとも言える本作は以前からずっと気になっていた作品である。あらすじは、リゾート開発計画の視察のために、とある無人島に来た9人の男女。島には大量の爆弾があることが判明した後、とある殺人事件が起こる。犯人からは「犯人を見つけようとする者がいた場合、島を爆破する」というメッセージが。島に残され