【図解】孫子/彼れを知りて己れを知れば、百戦して殆うからず
こんにちは、タキツネです。
今回は、『孫子』(いわゆる孫子の兵法)の有名な一節を図解してみたのでシェアします。
学べること
正しい情報の把握は勝敗を分けるほど重要
把握すべき情報は敵の情報だけではなく、味方の情報も知る必要がある
「百回戦っても危険がない」とは、情報さえ把握していればどんな戦力差でも勝てると言っているわけではない
3.については、同じ謀攻篇に以下の一説があり、これを併せて読むと理解しやすいでしょう。
自軍10に対して敵軍1なら包囲せよ
5対1なら攻撃せよ
2対1なら敵軍を分裂させよ
1対1なら努力して戦え
1対2なら退却せよ
味方が少数なら隠れよ
という基本方針が示されています。
孫子は敵味方の情報を把握した結果、味方が不利であれば退却するなり隠れるなりして戦いを避けよと言っています。非常に慎重なんですね。
そして、戦う場合でも戦力差に応じた方針で戦うので、何回戦っても危険な目に遭いづらいというわけ。なるべく「出たとこ勝負」にならないように事前にリサーチを怠るな、というメッセージを感じます。
読み下し文・現代語訳
今回は以上です。
孫子は他にも勉強になる文章がたくさんあるので、また書こうと思ってます。また気が向いたら見に来てやってください。
それではまた。
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