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小林 えり
2019年1月22日 22:10
いやあ、なんでかね。味見をしたら、ねぎを入れたくなって、それならばとかつおだしも入れて煮詰めてみた。本当は、油揚げも入れたかったんだけどなあ。冷蔵庫になかったもので。インド、ポルトガル、日本。3つの国がぶつかり合うカレーになった。どうしてこうなったのかというと、多分だけどこのだしはこれっていう鰹節がおいしすぎて、何にでも入れたくなってしまうからだ。ここ最近。この鰹節のおかげで、完成したカレーだ
2019年1月2日 10:52
新年にまず作ってみたカレー。初めのスパイスは、クミン、八角、グリーンカルダモン、クローブ 蒸してあるたまねぎ、パプリカ、トマトを順に加えて脱水。次に、牛豚合挽き肉を炒める。その時に出た油はできるだけふきとる。ローストしたカシューナッツパウダー、花椒、ブラックペッパー、カレー粉(スピンフーズに売っている、インデラ カレーパウダー)を加える。ヨーグルトはなめらかになる気がするから、
2019年1月9日 14:12
「勝負をしろよ、勝負をさあ〜」映画の「海よりもまだ深く」で阿部寛さんがこんな風に叫んでいるシーンがあった。このカレーにもそう思った。うまく丸め込もうとしすぎたあまり、面白みが足りないような気がした。次はもっと攻めたい。今回、ホールスパイスは最後にテンパリングをして加えてみることにした。最初に、蒸した玉ねぎを炒める。すりおろしにんにく、しょうがを加える。刻んだカラーピーマン、
2018年5月18日 09:40
ジャークチキンは、ジャマイカで生まれたお料理だ。一説によると、人里はなれた山奥で暮らしていた、Maroon(マルーン)とよばれた民族が作り始めたとそうだ。16世紀のことだ。彼らは、アフリカから連れられてきて、スペイン人の奴隷をしていたが、その生活から逃げ出していた。そんな日々の中では、明日、食糧にありつけるかなんてわからない。だからこそ、目の前にある食材を、最善の方法で保存して食べて行かな
2018年4月20日 15:54
ほんわかとした爽やかさを乗せた、卵のお料理を、食卓に添えてみる。速度を速めた春の風に、うまく乗せてもらうことができなくて、どこかぼやっとしてしまう日の私を、暖かく包んでくれるような気がする。あー、ちょっと外にでもでて、お花でも摘んでこようかなあ。料理の名はアモック(amok/fish amok)。主に、カンボジアで食べられているものだ。タイカレーの風味をほんのりと感じながら、カラーピーマン
2018年3月8日 13:05
あっ、普通においしい。じゃなくて、これいいね。今まで作ってくれたカレーで一番だわ。という感想をもらった。それはトマトソースにちょっぴりのカレー粉を混ぜただけの何の変哲もないカレーだ。こちらのお料理の名前はカライ。北インド、パキスタン、アフガニスタンなどで主に食べられている。中でも、具材がシンプルで、辛さが控えめな今回のカレーは、アフガニスタン風なんだそうだ。食欲をそそる、ある地点まで煮込ん
2017年11月15日 17:59
突然ではあるが、油が好きな民族。と聞いて、あなたはどこの民族を思い浮かべるだろうか。料理に多くの油を使う民族の一つにビルマ族がいる。1824年から1937年まで、ミャンマーはイギリスの植民地であった。時を同じくしてイギリスの支配下であったインドからは、多くの労働者が、ミャンマーへ流れた。それもあってか、ミャンマーの料理はどこかインドの影響を受けている。鍋にたっぷりの油を入れて、石臼で叩
2017年11月2日 17:24
今晩は。ヒュールリーっと冷たい風が、隙あらば体と心の中を駆け抜けていく11月。脳内は、やはり森昌子さんの越冬つばめのヒュールリーの部分が駆け巡る。うーむ、体と心をあっためたい…。何をやるにせよ、まずはとにかく体と心をあっためてから、動きたい…。そんな時に食べたいカレーが…!その名も、パラクパニール!!!■ほうれん草とチーズのカレーなんだか、美味しい燻製ハムとチーズが入ったイタリアの
2017年10月31日 19:19
皆さんは、カレーと言われて、何種類のカレーを思い浮かべることができますか。まずは、お気に入りのカレールーを入れて少し大きめに切った野菜をゴロゴロ煮込んだカレー。それから、じわーっと汗が吹き出るような、スパイスを沢山使ったインド風カレー。そしてそして、とろけるような牛肉に、ブイヨンのコクが効いたまろやか〜なビーフカレー。それとあとは…、うーん…、あれ、なんか思ったより、挙げられない…。国の数だけ