スポーツトレーニングの種類
今回はスポーツトレーニングの種類について紹介します!
様々なスポーツトレーニングが存在しますが、今回は
①ロング・スローディスタンストレーニング
②ペース/テンポトレーニング
③インターバルトレーニング
④ファルトレクトレーニング
⑤スプリント
この5つを紹介します!
1.ロング・スローディスタンストレーニング
これは、有酸素系の基礎を向上させるトレーニングです。
強度としては、選手がお互いに話しながらできるペースで、最大心拍数の70~85%程度です。
最大心拍数の求め方については前回の記事を参考にしてください!
例としては、ランニングやサイクリングです!
2.ペース/テンポトレーニング
このトレーニングは、ロング・スローディスタンストレーニングの強度を上げたもので、最大心拍数の70%から85%程度まで心拍数を上昇させます。
このトレーニングは、有酸素系と無酸素系のエネルギー回路の両方を改善し、乳酸閾値を高めることが狙いです!
方法は、20~30分間の、一定で連続的な運動、もしくは運動と休憩を繰り返しながら行います。
例としては、選手は心拍数が70%から85%になるように徐々にテンポを上げながら30分間ランニングする方法です。
3.インターバルトレーニング
このトレーニングは、短距離もしくは短時間で高強度運動を行います!
このトレーニングは、運動強度によって運動時間&休憩時間を変えることがポイントです!
最大心拍数の85~89%に相当する運動強度は、有酸素系エネルギー供給システムと乳酸閾値を改善します。2~5分の運動後は、運動した時間と同じ時間の休憩時間をとります
最大心拍数の90~95%に相当する運動強度は、無酸素系エネルギー供給システムを改善します。30~90秒の運動後は、運動した時間の4倍の休憩時間をとります。
4.ファルトレクトレーニング
「ファルトレク」という言葉を聞いたことある人は少ないと思います。
ファルトレクはスウェーデン語でスピードプレーを意味します。
このトレーニングは、スピード区間と回復のためのゆっくりとした運動の区間を繰り返す運動です。
これだとインターバルトレーニングと変わらないのでは、とおもうかもしれません。
インターバルトレーニングとの違いは、スピード区間とゆっくりとした運動の区間を自由に変えていく事です!
具体的には、ランニングをしている最中に、30秒だけスピードアップをしたり、景色を楽しみながらゆっくりランニングをしたり、止まることなくスピードに変化をつけながらトレーニングを行います!
これにより、無酸素系エネルギー回路をトレーニングできます!
5.スプリント
スプリントは、スピードトレーニングのために行われます!
最大心拍数の95%~100%で行われます。
このトレーニングは、パワーと神経筋の発達を促します。
注意点としては、疲労がたまりやすく、怪我をするリスクが高いことです。
よって、指導者は選手の状態をよく観察しながらトレーニングを行ってほしいです。
6.まとめ
今回は、スポーツトレーニングのうちの5つを紹介しました。
この記事が少しでも参考になったら嬉しいです!