介護は自分の感情と向き合う場でもあること
いつも在宅や施設での介護に関わっていらっしゃるご家族やスタッフの皆さま、こんばんは。
いつも親御さんやご利用者さんを支えてくださって、ありがとうございます。
介護に関わっていらっしゃる全ての方が笑顔で生きやすくなることを願っていますTAKEMIです。
今日もお仕事で周りのスタッフさんから温かいお心遣いをいただき、普段どうしても後回しになってしまうお仕事をすることができました。
ありがたいとことですね。
では、今日の本題へいきます。
今日のテーマは、介護は自分の感情と向き合う場でもあるということで書いていきます。
介護をしていく上では、目の前に相手の方がいらっしゃいます。それは親御さんであったり、利用者さんであったり。
そして目の前の相手にも感情があります。
こちらが思うように行動してくれなかったり、スムーズに事が進まなかったり、自分の意図していることと違えば理不尽な言葉を投げかけられることもあると思います。
そうするとこちらにも感情がある訳なので、苛々してしまったり頭にきたり、怒りの気持ちが湧いてくることもあります。
私自身もあります。
そしてこうした気持ちはなるべくならそうなりたくもないですし、ひょっとすると自分のみたくない部分かもしれません。
以前の私の経験をお話ししますが、介護の世界に入った頃、私は利用者さんに対してこんな気持ちを持つのは良くないと思っていました。そんな気持ちになる自分はまだまだだと思ったり、無理やりにポジティブな考えに切り替えようとしていました。
けれど、そうしようとするほどに苦しさも感じていたのです。その原因は、自身が感じている素直な気持ちに蓋をしようとしていたから。
では、そんな感情が湧いてきたときにどう対処すればよいのか。ここからは、介護ケアピストとしてのアドバイスです。
まず、その感情を感じている自分をダメだと思わないこと。「喜怒哀楽」という言葉がありますが、人には色んな感情があります。喜びや楽しみが良い感情で怒ったり哀しみは良くないと捉えがちですが、本来感情にはいい悪いはなく、全ての人がどれも持ち合わせているものです。
色んな感情がある方が人間らしくてよいと思いませんか。
自分もちゃんと苛々したりするような気持ちもあるんだなというような捉え方をしてみてはいかがでしょう。
きっと心は楽になるはずです。
介護は目の前の相手に向き合うとともに、自身の感情とも向き合える大切な場でもあると思います。
参考にしてみられてくださいね。
◆今日のポイント
・介護は目の前の相手と向き合うとともに、自分の感情と向き合う場でもあること