〜介護を支えていく方が心が軽くなり、笑顔になってほしい〜

それが私の願いです。

現役の介護士であり、介護セラピストでもある夏希優太です。

私自身の現場での経験から書いていることもありますが、少しでも介護に関わる皆さんのヒントになれば幸いです。そしてひとりでも楽な気持ちで介護に関わっていただけたら嬉しいです。

では早速、今日のお話へ入っていきます。

今日は、介護をしていく中で絶えず直面している変化をしていく姿を受け入れていくことについて書いていきます。

私自身の日々の現場の中でもそうなのですが、ご利用者さんは少しずつ変化をしていかれます。仮に大きな変化が見えないにしても日々微細な変化はしていると思います。

しっかり歩けていた方が少しずつ足腰が弱くなってきて歩行器や車椅子が必要になってきたり、飲み込みの状態が落ちてきて通常の形態の食事が食べられなくなったり。

施設に勤めていらっしゃるスタッフの皆さんや在宅で介護に関わっていらっしゃるご家族の皆さんもみんながご利用者さんや親御さんには元気でいてほしいと思っていらっしゃるはずです。

それ故に徐々に衰えていかれる姿を目にすることはとても辛いですし、特に実の親だとそこを受け入れることは必要だとわかっていても簡単なことではないです。

でも次のような捉え方もできると思うのです。

これは私たちも同じですが、状態が変化していくことは自然の流れの中にあるということ。その中にあってもできることはあるということ。

どんなことがあってもそこに対処していくしかないという部分はありますが、例えば歩きが悪くなったなと思うのならば車椅子や歩行器を使用するのも選択肢のひとつです。その状況であっても一緒に散歩をしたりすることはできます。

飲み込みの状態が落ちているのならば、それによって食事の形態も変化していきますが、味付けにこだわってみたりなるべく見た目良く見えるようなものを選ぶとか食事を楽しんでもらえる工夫はできます。

刻一刻と変化する状態へ対応しながら、でもその対応をしながら共に過ごしていく時間の中で徐々に受け入れていくことはできると思うのです。

だから焦らずにいきましょう。

介護を支えていく側も戸惑いはあると思いますが、実際に介護が必要になっている当事者の親御さん(ご利用者さん)自身も戸惑いの中にあると思います。

ともに歩んでいくという気持ちで関わっていくとよいと思います。

【今日のポイント】
・ともに歩んでいくという気持ちで

日々の介護の中で悩んでいらっしゃることなど、私とお話をしてみませんか。誰かに話すだけでも整理ができたり、心が軽くなることもあります。

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今日も読んでくださり、ありがとうございます。

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