【どんな気持ちが出てきても、おかしくなんかない】
〜介護を支えていく方が心が軽くなり、笑顔でいてほしい〜
それが私の願いです。
現役の介護士であり、介護セラピストでもある夏希優太です。
私自身の現場での経験から書いていることもありますが、少しでも介護に関わる皆さんのヒントになれば幸いです。そしてひとりでも楽な気持ちで介護に関わっていただけたら嬉しいです。
今日の夜勤明け、帰りの道中に見上げた空がとても気持ちよかったです。
では早速、今日のお話へ入っていきます。
日々の介護に関わっていく上で介護をするということは一般的な介護であっても、認知症の介護であっても自分の感情の本音に向き合うことなのだと思います。
これは介護者自身のこともそうですし、親御さんや利用者さんもです。
認知症であれば元々その人が持っている本質の部分も現れやすくなります。
その対応の中で戸惑ったり、又は介護に疲れてくると普段は絶対に思ったり考えたりもしないような気持ちも出てきます。
こんなことを思う自分は変じゃないのか、自分の親がこんな姿であるはずがない等受け入れきれなかったり。
でも介護する側が色んな感情で戸惑っているのと同じように介護を受ける側も戸惑っていると思います。
認知症であれば、色んなことができなくなっていくことや分からなくなっていくことは本当に怖いことだと思います。
そうした過程を経てお互いに悩みもがきながらも徐々に受け入れていく流れとなっていきます。
けれどそのもがいている最中もそうした状態になるのは、精一杯に向き合っているからこそだと思うのです。本音にも向き合っているということ。
だから中々受け入れられなくとも、向き合いきれないときも周りのサポートを受けながら進んでいかれるとよいと思います。
焦らないでほしいこと。
一人で抱えないでほしいと思います。
【今日のワンポイントレッスン】
・介護は自分の本音と向きあうことでもあること
いつも読んでくださって、ありがとうございます。