
【介護を通して、自分の器が広がっていると思ってみる】
〜介護を支えていく方が心が軽くなり、笑顔になってほしい〜
それが私の願いです。
現役の介護士であり、介護セラピストでもある夏希優太です。
私自身の現場での経験から書いていることもありますが、少しでも介護に関わる皆さんのヒントになれば幸いです。そしてひとりでも楽な気持ちで介護に関わっていただけたら嬉しいです。
今日お伝えしたいことは、親御さんの介護を通して自分自身の器を広げてもらえているんだなという思い方をしてみるということ。
介護が始まると日々色んなことが起きます。お互いに初めてだということも多いはず。けれど試行錯誤しながらでもそれに対処することで経験や知識という形で自分に蓄積していきます。
例えば介護保険のことなどについては、実際に介護に関わる機会がなければ中々馴染みがないと思います。制度の中身のことだったり、それに付随する介護サービスのことだったり。それを親御さんを通して学ばせてもらっていて成長する機会を与えてもらっている。このような捉え方ができると少し気持ちは楽になってくると思います。
実際の現実的な対処の部分だけでなく、気持ちの面においても同じことはいえます。
日々の介護の中では色んな気持ちが出てきます。中には自分の中にこんな部分があるのか…と目を背けたくなるものもあるはず。否が応でも自身の感情と向き合う場面が増えてきます。
けれどそこも認めて受け入れていくことで、人としての深みの部分も出てきます。自分自身のことだけでなく、周りの人の気持ちもわかるようになることもあるはずです。
精神的な部分でも成長をさせてもらえるということ。
勿論こういう風に思えないときもあるとは思います。その時はそれでよし。
その時には、「自分の器を広げてもらっているんだなぁ」と思ってみてください。
今日のお話、ひとつの思い方として参考にしてみてくださいね。
【今日のワンポイントレッスン】
・介護を通して自分の器が広がっているという思い方をしてみる
午後からもがんばっていきましょう。