『インサイドヘッド』を見て大の大人が大泣きした話。
『インサイドヘッド2』が8月に公開されていましたね。
公開前からずっと見に行きたかったんですが、気付けば9月も中旬になっていました。
『インサイドヘッド2』を見る前に、前作である『インサイドヘッド』を見ておきたかったんです。
そんなわけで『インサイドヘッド』を久しぶりに見たんですよ。
もう大号泣。
涙が止まることなくずっと流れていました。
これで見るのが恐らく3回目。
話の展開は全て分かり切っているにも関わらず、私の感情は揺れに揺れ動かされましたよ。
不思議ですね。
ここで失敗する事は分かっているのに、
ここで悲しい事が起こると分かっているのに、
胸が締め付けられて仕方なかったです。
『インサイドヘッド』が公開されたのは2015年。
9年前ですよもう。
母親と映画館へ見に行った記憶があります。
当時まだまだ子供だった私は、インサイドヘッドに込められた深い意味までは汲み取り切れてなかったと思います。
それでも大好きで、大人になってもずっとずっと好きでした。
他の子供と比べて深く考え込んでしまう私は、インサイドヘッドで自分の頭の中を再現してくれたようで、なんだか嬉しかった事を覚えています。
インサイドヘッドは一応子供向けの作品なのですが、大人になった今でも大好きです。
てか大人でも泣いてまうやろ。ガマン出来んて。
さて、ここから先は『インサイドヘッド』のネタバレが含まれます。
まだ『インサイドヘッド2』の方は見ていないので、そのネタバレはありません。
ご注意ください。
インサイドヘッドを見ていて、私が1番目頭が熱くなるポイントは、ヨロコビの行動基準が見える場面です。
ライリーの頭の中にいる感情たちの中で、リーダー的立ち位置にいるのはヨロコビじゃないですか。
ヨロコビは、ライリーがライリーらしく振舞うように頑張っているのだと思います。
その為、他の感情が(ヨロコビにとって)間違った行動を取ろうとした際には、ヨロコビがそれを止めるんです。
その後にはヨロコビが新しい指令を出して、喜びにあふれた、ライリーの明るい性格に準じた行動をしているのです。
例えば、ライリーのお母さんが「(学校まで)送って行こうか?」と言うシーン。
その時、ムカムカは絶対にイヤという感情を示しますが、それをヨロコビがなだめて阻止。
その後はヨロコビが指令を出して、明るい声で「大丈夫!」と角が立たない方法で断っていました。
ライリーの本心は、ムカムカが言っていた『絶対にイヤ』なのです。
きっとそのまま出していれば、ムカムカしている本心が両親に伝わっていたでしょう。
しかしそれはライリーらしくない。
ヨロコビはライリーらしくない感情を出来るだけ抑え込み、ライリーらしい行動をするようにヨロコビは指令を出しているのです。
だから、引っ越した後ムリヤリにでも楽しくて喜びでいっぱいな提案をしていたのですね。
ここが泣けるんじゃあワシはぁ……。
色んな場面でカナシミと対立しているのも、この行動基準がある為です。
ことごとくカナシミとヨロコビが対立している所を見ると、胸が痛みますよね。どっちも間違っていないんですから。
さて、ここまで取り急ぎ感想を書いてみました。
次は『インサイドヘッド2』です!!!
実は今からすぐに見に行こうと思っています。
直前に『インサイドヘッド』を見ておきたかったので、今は最高の状態で見に行けますよ。
ただ、前作で想像以上に泣いてしまったので、涙の在庫があるかどうか不安です。
泣きたいのに泣けない状況だったらどうしましょう……。
そんな事言っておいて、映画館でも大泣きしてたら笑いものですね。
それでは、行ってきます!!!