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Football|Kashima Antlers https://takegola.medy.jp/

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    鹿島アントラーズを分析したものをまとめています

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    鹿島アントラーズの2024シーズンの試合ごとに書いている雑感をまとめました

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    • 3本

    ファンコミュニティANTLOVERSについて紹介している記事をまとめていくマガジンです。様々な立場の、様々なファン・サポーターの目線から、各々の想いやアクションに触れることができます。

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    #鹿島アントラーズドラフト会議 についての記事まとめです

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カシマスタジアムのもつ煮をほぼ全て食べ比べてみた

こんにちは、タケゴラです。 このたび、2021年10月1日で私が応援している鹿島アントラーズは30周年を迎えます。めでたいですね。私が応援しているのはそのうち20年弱くらいなのですが、その間にもアントラーズは多くの感動と興奮を私に味わせてくれました。これからの10年、20年もアントラーズが感動を与えてくれるクラブであること、クラブとしてより発展していくことを期待しています。 さて、堅苦しい文章はこのくらいにして。アントラーズのホームスタジアムであるカシマスタジアムの名物と

    • 2025シーズンにおける、鹿島アントラーズのファンクラブやシーズンチケットの変更点をまとめてみた

      チケットについて2024シーズンの席割 2025シーズンの席割 雑感 大きな変化としては、カテゴリー1とカテゴリー2を細分化したことだろう。中央にある跳ね上げ席(座るまで座面が折り畳まれているやつ)のみをカテゴリー1・2として、固定席の部分はそれぞれカテゴリー3・4として、値下げすることになった。 実際、カテゴリー1・2は今季より400円値上げ、カテゴリー5・6は200円値上げしているのに対し、カテゴリー3・カテゴリー4のエリアはカテゴリー1・2時代に比べて200円

      • 鹿島アントラーズの新体制にまず今季求めたいこと

        毎節ごとに目標設定をシーズンも終盤に差し掛かっているところでの今回の監督交代ということや、後任の人間が羽田さんを除いてトップチームの監督やコーチ、強化部のトップという役職が初めてなことを考えると、この人事はおそらく今季のことよりも来季のことに重きを置いたものであると言えるだろう。 ただ、来季のことに重きを置くとはいえ、今季がまだ終わったわけではないし、何よりリーグ戦はまだ6試合も残っている。これを来季のための捨て石にするのはあまりにもったいないし、ホームゲームを3試合残し

        • 鹿島アントラーズの監督とFDの人事について

          岩政さん退任決定のタイミングから察するとまあ、タイトルと上記のポストについての話をこれからしていくんですが、その前にポポヴィッチを招聘した時の経緯について、考えてみたいと思います。 まず、そもそもとして、昨季の終盤戦の時点では今季も岩政さんが監督というのが当初は既定路線だったのではないか、と個人的には思っています。なぜかと言うと、岩政さんが退任後にあちこちのインタビューで喋っているのですが、鹿島の監督退任が決まったのが12月初旬だった、という時期にその理由があると思ってい

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        記事

          柏レイソル戦の雑感

          効果的でないボールの持ち方この試合、見返していて一番気になったのは鹿島のボール保持の局面だ。序盤は左サイドの優磨や仲間に対してのロングボールで前進を試みていた鹿島だが、時間の経過と共に徐々にボールをしっかり持とうとする意思を見せ始める。 最初はセンターバックとボランチの2-2で組み立てようとしていたが、それだと柏と配置的に噛み合ってしまい、中々上手く前進させることができない。そこで、鹿島は三竿が左サイドに降りて3-1で数的優位を作って、前進させることを試みるようになる。

          柏レイソル戦の雑感

          サンフレッチェ広島戦の雑感

          川辺を押し出す広島のメリットとデメリット今節、広島はいつもの3-4-2-1の布陣より、塩谷をアンカーのポジションに置き、川辺を前に押し出す3-3-2-2として戦う時間が長かったように思う。川辺を押し出した狙いとして挙げられるのが、濃野の裏を突いていくこと。高い位置を取る鹿島のサイドバックの裏にボールを送り込んで人を走らせて起点を作り、鹿島のセンターバックを引きずり出したところから中で勝負するといった格好だ。 普段の前線3枚だと、中でターゲットになれる人数がどうしても少なく

          サンフレッチェ広島戦の雑感

          東京ヴェルディ戦の雑感

          狭くて崩せないのならボールを持つことはできても攻めあぐね、逆にカウンターでピンチを作られる膠着した展開、というのは浦和戦とかなり似た構図だった。 これだけボールを持っているのに点が取れない、となると遅攻のクオリティに問題がある方向に持っていきたくはなるが、今の鹿島の問題の本質はそこではない。自らが使いたいスペースを作り出せないので、難しい守備網攻略に突っ込まざるを得ないことが問題なのだ。 鹿島の攻撃の必殺パターンは、左サイドでタメを作って相手を密集させたところで、逆サイ

          東京ヴェルディ戦の雑感

          浦和レッズ戦の雑感

          スペースを消してくる浦和の守備この試合、鹿島は最後まで浦和の守備を崩すのに苦しんだ。ボールを多くの時間で保持しながらも、結果としてスコアレスドローに終わってしまった理由はここに尽きるだろう。 浦和の守備戦術は実にシンプルで、人海戦術でスペースを消すというものだった。鹿島の最終ラインにボールを持つことは許しながら、4-4のブロックを作って待ち構える形がほとんどだった。さらに、徹底されていたのが鹿島のサイドバックのオーバーラップに対して、サイドハーフが自陣深くまで戻ってついて

          浦和レッズ戦の雑感

          ジュビロ磐田戦の雑感

          必勝パターンである右サイドの崩し今節もそうだったが、鹿島の今の最大のストロングは右サイドの関係性だ。サイドバックとしては桁違いの攻撃力・得点力を持つ濃野に加え、ボールを収めることも運ぶことも、外でも中でもプレーできる師岡がいて、今節はそこに出し手としてはトップクラスのクオリティを誇る柴崎が絡む。そこに名古が関わる形は、崩しの連動性としてはかなりレベルが高く、たとえ数的同数でもゴール前に持っていけるだけの機能性を誇っている。 鹿島としてはそのストロングを徹底的に活かそうとす

          ジュビロ磐田戦の雑感

          サガン鳥栖戦の雑感

          鳥栖の攻め筋試合は鳥栖がボールを保持、鹿島はそこからどうやってボールを奪って攻めの時間を増やすか、という構図でスタートした。鳥栖のボール保持は右サイドでの数的優位からズレを作り出し、裏に走るマルセロ・ヒアンの馬力を活かすのが目的だったように見えた。 具体的にはボランチの福田が右サイドに降りる形でセンターバックと後ろ3枚で、鹿島の優磨と名古に対して数的優位を作る。数的不利を解消しようと左サイドの仲間が前に出ようとすれば、鳥栖の右サイドバックの原田が空くことになるし、原田をケ

          サガン鳥栖戦の雑感

          【なめファ】らぽっぽ なめがたファーマーズヴィレッジで鹿行の夏の自然を味わい尽くしてきた_PR【カタレン】

          ※この記事は乗り捨て無料の片道レンタカーサービス「カタレン」の提供でお送りいたします おはようございます、タケゴラです。本日、2024年7月6日は土曜日の朝、こちら東京都墨田区にある錦糸町駅に来いとのことで、呼び出されております。 本日は私が応援する鹿島アントラーズのホームゲームがナイターで開催される日であるので、いつもだったらお昼くらいに東京駅から高速バスに乗って試合が開催されるカシマスタジアムへと向かうのですが、今回は時間も場所も違います。なぜこんなことになったのか、

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          FC東京戦の雑感

          ストロングを尖らせる柴崎の左サイド起用今節、鹿島はスタメンを入れ替え、チャヴリッチを先発起用した。ただ、入れ替えたのはそれだけではない。ボランチの左右も入れ替え、柴崎を左、知念を右に置いていたのだ。 これには鹿島の現状のストロングをさらに尖らせたい狙いがあるように思える。今の鹿島の必勝パターンは、「左で作って、右で崩す」。左サイドで組み立てに変化をつける安西と降りて起点となる優磨を中心にボールを前進させ、そこから逆サイドに展開。大外に張っていた師岡や濃野を活かし、一気にス

          FC東京戦の雑感

          松村優太の期限付き移籍について

          現状使われない理由この記事を読んだ時に、この先ポポヴィッチが監督でいる中で松村が出場機会を得るのは、正直かなり難しいだろうなと思っていた。自分が使われてない中で、なぜ使われてないのかについて突き詰めずに、自分のストロングをアピールすることを押し通そうとするところは、現状の鹿島のスタイルではあまり受け入れられないだろうな、と思ったからである。 松村が現状使われていないのは、2列目としてのタスクをこなせていないからという理由に尽きる。今の2列目の選手に求められているのは、時間

          松村優太の期限付き移籍について

          横浜F・マリノス戦の雑感

          オープンな展開を好まないマリノスマリノスの強みはやはり何と言っても前線のブラジル人トリオであろう。スピードがあり、独力でゴールを奪えるエウベルとヤン・マテウスの両ウイングと、ゴール前で強さを誇る昨季得点王のアンデルソン・ロペス。この3人をフルに活かすべく、ある程度の形が整えばサイドに張ったウイングたちに早めにボールを預け、そこから一気にスピードアップしてゴールに迫るのがマリノスの黄金パターンだ。 ただ、前半のマリノスはそのパターンを見せることがあまりなかった。むしろ、後ろ

          横浜F・マリノス戦の雑感

          北海道コンサドーレ札幌戦の雑感

          勝敗を分けた鈴木優磨への対応この試合、勝敗を分けたポイントとして挙げられるのが、札幌があまりにも鈴木優磨を自由にさせすぎた、ということだろう。 札幌の守備は基本的にマンツーマンで守り、前から相手を捕まえにいく姿勢を取っている。そのため、自分たちのマーカーがハッキリしてる時は強いし、足元のプレーだけで打開してくるような相手にも強い。だが、反面マーカーが浮くような感じになると、そこの受け渡しはあまり得意ではないし、自分たちの背後に出たボールへの対応にはかなり脆さを見せてしまう

          北海道コンサドーレ札幌戦の雑感

          ヴィッセル神戸戦の雑感

          放置してしまった出しどころロングボールを蹴り合う中で始まった立ち上がり、最初のセットプレーでチャヴリッチにゴールが生まれた鹿島としては、これ以上ないスタートとなった。 だからこそ、18分の失点は非常にもったいなかったし、あれで主導権は完全に神戸に渡ってしまった。その失点シーンを振り返っていきたい。神戸はシンプルな裏抜け一本でゴールに結びつけてきた。最後尾に降りた扇原のロングパスに右サイドから斜めに抜け出した武藤が受けて、そのままフィニッシュ、である。 このシーン、簡単に

          ヴィッセル神戸戦の雑感