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多様性に逃げるな

「そういう人がいてもいいじゃん、多様性なんだから。」

 部活の同期と話している時、チームとして把握しておくべきことを把握していなかったので「そういうやつがいると隙が生まれるから徹底してくれ」と言いました。ラフに話している中でだったので軽めに少し笑いながら言いましたが、心の中はかなり本気でした。
 ☝はそう言ったときに返ってきた言葉です。

 この言葉が頭の中にずっと残っていたので、「多様性」について考えてみました。

 僕は世界規模で話題になっている「多様性」についてそこまで深く論じることはできません。なので、自分が所属するサッカー部という狭い世界に限ってこの記事を書いていきます。

 サッカー部では、「立教の価値を高める」という理念を掲げて活動しています。なので、サッカー部における多様性とは「価値を高める」という最終目標を達成できるように、各々が考える様々な行動で部に貢献することだと考えます。

 部に所属する一員として最低限するべきこと(最終目標のある方を向く)をするというのは、多様性の一つではなく、多様化していく前提なのです。

「そういう人がいてもいいじゃん、多様性なんだから。」

 言われた直後には予想外の反論過ぎたため、
「多様性は逃げ道じゃないぞ。」
としか言えませんでしたが、今なら「サッカー部における多様性とは何か」を考えたうえで相手も納得できるようなことを伝えられるような気がします。

 最近は、多様性という言葉をよく耳にします。
 でも、多様性は決して逃げ道なんかじゃない、多様性が意味を成すのは当たり前を当たり前にこなしてこそだと考えます。

 読んでいただきありがとうございました。

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