習慣化の敵
「習慣化」のすごさは分かっているつもりですが、ある行動を歯磨き・入浴レべルまで習慣化することは難しく、多くの人が途中で挫折したことがあると思います。
今読んでいる本に習慣化の3つの強敵と強敵との戦い方が書かれていたので紹介します。
習慣化の3つの強敵
1、忘れる
2、飽きる
3、頑張る
強敵との戦い方
VS「忘れる」
→メモして目に付くところの貼っておく、身近な人に公言して忘れていたら指摘してもらう
VS「飽きる」「面倒になる」
→飽きたっていい。飽きたら別の方法で挑戦する。
<例>運動系、食べ物系、メンタル系などの方法を変えることでダイエット自体は飽きないように目先を変える
VS「頑張る」 意志の力には限界がある
→無理のない量を続ける、大幅な成長を期待しない、好きなことから始める
( 『パン屋ではおにぎりを売れ』 柿内尚文 )
大学生になって新たに習慣化した「読書」について考えてみました。
1、忘れる
本格的に読書し始めたのは去年の秋ごろですが、今に至るまで1週間以上本を読まなかったことはありません。
「本を読む」とメモをしたり、周りの人に公言したわけではありません。
僕は紙の本が好きなので本屋で本を買います。家の本棚には好きな本が並んでいる状態です。本棚を見るたびに「読みたい」という読書意欲が掻き立てられ、気付いたら読書しています。
強敵「忘れる」にはまだ出会ったことがありません。
2、飽きる、面倒になる
先述の通り、僕は本屋で本を買うのですが、本を決める段階で本当に面白そうな本を厳選しているので読んでいて途中で飽きるということは滅多にありません。
YouTubeで解説が載っている本、有名人がおすすめしている本、本屋のランキングで上位の本(ホームラン本)を読むことが多いです。
もし読んでいて少しでもつまらないと感じたら、すぐに読むのをやめます。「お金を払って買った本だから最後まで読んだほうがいい」と思う人もいるかもしれませんが、僕はそうは思いません。
今の意欲に満ちた時間の方が大切です。なのでつまらないと感じた本はすぐに本棚に戻します。いつか読みたくなることを期待して…
漫画も読むし、ビジネス本も読むし、啓発本も読みます。いろいろなジャンルの本に手を出していることも飽きない要因かもしれません。
3、頑張る
つまらない本なら途中でも読むのをやめることは強敵「頑張る」と戦う際にも有効です。
僕は読書する時にある工夫をしています。それは本を読む時間帯です。
起きた直後の2~3時間はゴールデンタイムであり、濃い時間を過ごすことができます。
僕はそこに読書を割り当てています。
また、一度に多く読みすぎないようにしています。どうせ読書するなら学びは深ければ深い方がいいです。1冊の本を分割して読むことで本から吸収できる知識が多いように感じます。
習慣化できていることは「好きなこと」
好きなことなら3つの強敵に負けることはありません。
ただし、好きなこと以外にも習慣化するべきことはあります。高校時代の勉強がその1つです。もちろん好きでやっている人もいますが、多くの学生は嫌々こなしていると思います。
3つの強敵が現れて習慣化を邪魔しようとする時にこのnoteが少しでも参考になれば嬉しいです。