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地球温暖化に二酸化炭素が関係していることに疑いの余地はない
COP26が閉幕しましたが、未だに地球温暖化には問題ないとか、地球温暖化に二酸化炭素が関係している証拠はないとか、豪語する人が多いのに閉口しているので少し前に出たIPCC(気候変動に関する政府間パネル)のレポート(日本語訳)を紹介しておきたいと思います。
私は専門家ではないので、IPCCの報告書から要点の理解だけを書くと重要な点は以下の点です。もうちょっと詳細なことは国立環境研究所の解説を見てく
乗り越える面白さ~チャレンジユニバーシティ高松2021
チャレンジユニバーシティ高松とは先日チャレンジユニバーシティ高松2021にアドバイザリーボードとして参加しました。チャレンジユニバーシティについては「青少年事業の新しい形『チャレンジユニバーシティ』」を見て頂きたいと思いますが、高松では私が2020年に高松青年会議所の会員研修委員会の委員長であったときに第1回目を開催した事業です。
2020年に開催したときの主目的は、①大学生が真剣に地域課題に取
ステークホルダー資本主義は道徳ではない
ダボス会議を主催する世界経済フォーラムが主導しているステークホルダー資本主義に注目が集まっている。世界経済フォーラムが2019年末に発表した「ダボス・マニフェスト2020」の中でも、「企業は株主だけでなく、全てのステークホルダー(利害関係者)に報いるべきである」と高らかに宣言し、株主資本主義から、ステークホルダー資本主義への転換を企業に迫っている。
行き過ぎた資本主義に対し、国家が税金により再分
若者よ、そろそろオリンピックの準備をしよう
いよいよオリンピック開幕まで2ヶ月を切ってきたが、残念ながらオリンピックを歓迎するムードはない。
数万人の外国人が来日することで、新型コロナウイルス感染症が爆発的に蔓延するのではないか、とその心配ばかりである。確かに短期的には懸念される。しかし、2020年12月には5万8千人、2021年1月には4万6千人、2月には7400人、3月には1万2千人の外国人が入国している所をみると、東京オリンピックで
ワクチン休暇制度は義務化すべき
第20回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会の予防接種の実施状況の資料を見ると、コロナワクチンを接種した場合、2回目接種後には37.5℃以上の発熱(4割)、頭痛(5割)、全身倦怠感(7割)が見られるようです。
予防接種の実施状況(厚生労働省、順天堂大学)より
特に、20代、30代では50%に上るとされているため、ワクチン接種を行うと2人に1人は翌日発熱症状がみられるといえます。発熱した場合、
ワクチン接種は社会のため
日本でもやっとCOVID-19ワクチン接種が近づいてきましたが、私の周りでも結構な割合で「ワクチンを打ちたくない」という人が多いのに驚いています。
そもそも、COVID-19ワクチンを打つのは自分のためではありません、権利でもありません、社会のための奉仕活動です。高齢者や基礎疾患を持つ人のため、さらに言えば医療崩壊という形で救われるはずの命が救われない状態を防ぐためです。ワクチンを打つことで自分
そこじゃないだろ?電動キックボードの社会実験
経済産業省から2021年4月23日付で、電動キックボードのヘルメット無し車道の通行が一種の社会実験的に認められたとの発表がありました。
電動キックボードは2010年代半ばから世界中で普及しています。私もアメリカやヨーロッパで何度も乗ったことがありますので、シェア型の電動キックボードの便利さはよくわかります。日本でも今後普及させたいとの思いもよくわかります。
そこで、車道でヘルメット無しで走行で
私に講演を頼むLOMにお願いしたいこと
COVID-19の影響が始まってから、はや1年以上がたちました。その間LOM向けにオンラインとリアルの講演をかなりの数行ってきましたが、講演会のあり方がかなり見えてきましたので、まとめておきたいと思います。
オンライン講演とリアル講演の使い分けCOVID-19によって、オンラインの講演会は一般的になりました。オンラインの講演会には、感染症防止というだけでなく、参加のしやすさや記録の取りやすさなど
マンガリッツア豚を体験してきました②
その1では、マンガリッツア豚がうまい!という話をしたが、その翌日激ウマの十勝ロイヤルマンガリッツア豚を飼育している所を見学してきた。
養豚場のイメージ皆さんは養豚場と聞いてどんなイメージを持つだろうか?私が持つイメージは「マトリックスの世界」である。私が経営する鎌長製衡株式会社の主力製品の一つであるホッパースケールは飼料工場でよく使われており、その関係で餌を使う養豚場にも何度か訪れたことがある。
マンガリッツァ豚を体験してきました
「食べる国宝」、と聞いて何それ、と思う人は多いと思う。宝は食べるものではない。だがそれが家畜なら話は違ってくる。それがハンガリー原産のマンガリッツァ豚だ。
日本で唯一マンガリッツァ豚を生産している、株式会社丸勝の梶原一生専務取締役にマンガリッツァ豚を紹介してもらった。彼はニュージーランドで学び日本青年会議所の副会頭も務める異色のキャリアを持つ。
そもそもマンガリッツァ豚とは?ハンガリーと聞いて
調理メモ:2月13日(土)14日(日)
鎌田さん普段どんなもの作ってるんですか?って聞かれたのでちょっと備忘録を兼ねて調理メモ
各日片付けは食器の数を減らして、食器は食器洗い乾燥機、鍋とかのみ手洗い、手間はかけたくない。
2月13日朝ソーセージ:ソーセージ焼いただけ
味噌汁:ほうれん草とまいたけと豆腐の味噌汁
サラダ:サニーレタスとミディトマト
ごはん
2月13日夜牛タンの低温調理ソテー:0.5センチぐらいの冷凍牛タンをそのまま低
企業経営者からみた地方の大学の問題
私は学部から博士課程まで9年間東京大学に在籍し、さらにそれから6年間大学内のインキュベーションにいて、さらに香川で中小企業を経営している。大学と企業の端のほうにずっといたので、地方の大学はなぜ中途半端な研究をあきらめて、もっと社会の役に立つ教育をしようという気がないのか、不思議でならない。
1,企業のニーズに適合していない「企業の採用と教育に関するアンケート調査」(10p,経済同友会,2016)