開場百周年の球場の周囲を散策
今年、百周年を迎えるのは、
そう阪神甲子園球場。
高校野球の時の甲子園と、
プロで行われるタイガース主催試合の
甲子園は
全く違う球場に見えるくらい
雰囲気が異なる。
それでは、阪神甲子園球場とその周辺を少しばかり紹介
■阪神甲子園駅
ホームは、3面4線の構造で、下りホームの
甲子園球場に近い側のみ両側にホームがある。
さらに、神戸方には折り返し線も備わる。
最も海側のホームは、甲子園で野球など開催時に
阪神甲子園球場へ直行できるように
設けられた臨時ホームである。
臨時電車が増発で運転された
(大阪梅田→甲子園間臨時特急)ときには
この車両が当駅止めになり、両側ドアを開けて
後続の特急を待つ。
後続の特急の甲子園球場へ向かうお客さんを
この臨時ホームへ流すための通路代わりになる。
さらに、リニューアルされ大きな
屋根が設置された。
これは、白い膜状のものである。
このデザインは、白球をイメージされた
とのことである。
個人的には、もし甲子園球場が暑さのために
ドーム化したらこんな感じになるのかなー
なんて想像してしまう。
まあ、甲子園がドーム化されることはないと
思いますが…
■甲子園駅から阪神甲子園球場まで
歩いて5分くらいで着く。
途中に、阪神高速神戸線があり
それを越える。
このお陰で、この辺りは真夏でも影が多い。
夏の高校野球の時には、幾分助かる。
また、コロワ甲子園という
ショッピングセンターがあり、
この中にイオンがある。
そこで食料や飲料を調達するファンも多い。
かつては、ダイエーだった。
その隣には、ホテルヒューイットという
宿泊施設がある。
なお、このホテルは都ホテルだった。
つまり、近鉄系のホテルということ。
ちょっと、昔には
「阪神タイガースの試合をダイエーホークスの
スーパーで買った食べ物を食べながら見て、
近鉄バファローズのホテルで泊まる」
というプロ野球球団3球団が経済に
絡めることが甲子園でできた。
■昔は、動物園のような遊園地だった
甲子園球場の周囲を3塁側方向に歩くと、
大きなショッピングモールが見える。
ここは、ららぽーと甲子園。
昔は、阪神電鉄が経営するレジャー施設だった。
「阪神パーク」と呼ばれる施設だった。
しかし、利用客の減少から閉演せざるを
得なくなった。
関西の大手私鉄は、郊外に遊園地を持っていた。
阪急は宝塚ファミリーランド、阪神は阪神パーク、
京阪はひらかたパーク、近鉄は生駒山上遊園地、
南海はみさき公園とあったけど
今は京阪と近鉄を残すのみ。
■まとめ
・阪神甲子園駅は、リニューアルされ大きなドーム状の屋根に
・野球開催時の臨時改札がある
・駅から球場までホテル・スーパーがある。
・ショッピングモールは元遊園地
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