響あづ妙

95年生まれ大阪在住│ フリーランスで記事を書いたり事務をしたり│非日常空間を追い求めて🩰サンボマスターの音楽とライブが好き🐈

響あづ妙

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マガジン

  • 好きなもの

    ライブや観劇。好きなものに触れた時間について紡いだnoteをまとめています

  • わたしの生き方

    自分が大切にしていることを紡げたnoteをまとめています。もしよければ読んでもらえると嬉しいです。

  • 暮らしと金沢

    金沢が好きで引っ越しを決めた2019年の3月ごろ。そこから引っ越しをするまでと、想像もしていなかった引っ越し後の生活を書いた記事をまとめています。

  • 野球

  • NO MUSIC NO BALLPARK

    • 5本

    音楽が流れない球場なんて、球場じゃない。「あれ、この選手が使ってる登場曲がすごく好きだ。なんて曲だろう」そんな新しい発見ができるのも球場の良さ。音楽と野球の繋がりを感じるマガジンです(連載担当:響あづ妙)

最近の記事

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必要がないと思うしかなかった”特別な”日常

これが当たり前なんだと思い込んでいた。家から出る前に箱からマスクを取ること、こまめに手をアルコールで消毒すること、くしゃみをしそうになったら誰かが周りにいないかを確認してちょっと厚めに折ったハンカチでマスクを覆うこと、その後周りからどんな目で見られているのかが怖くなって、前を向けずに下を向くこと。 いつの間にか当たり前になった日常にちゃんと順応していた。これはきっと良いことだ。歯向かうこともなく、ただ目の前で起きていることへの”対策”を自分なりに行って、自分一人で生きている

    • 「やり切った」と手放すために。最後の20代の始まりを迎えて思うこと

      2024年10月23日(水) とうとう、いや、待ちに待った、29歳になった。 ハッピーバースデー自分。せっかくなので朝から好きなケーキ屋さんにケーキを買いに行き、仕事の合間に食べた。 今週は週末から東京に行く予定があるので、今とにかく仕事が忙しい。 今はやっと休憩ができた14時45分。すぐにでも仕事に戻って始めたい作業があるけれど、ケーキを食べているときに「noteを書こう」と思ってしまった。 いつもなら「また今度にすればいい」と後回しにしてしまうことも、今日はせっか

      • 立ち止まって、またスタート

        昨日の夜、突然「明日は休みにしたほうが良さそうだな」と思った。 そもそも9月の末頃から「10月は東京に行く予定があるから、その日まではできるだけ仕事優先で駆け抜けたい」と思っていて、9月の末から昨日までは、ほぼノンストップで仕事と検定に向けての勉強を進めるような日々を送っていた。 先日友人と仕事終わりに飲みに行ったとき、「もし今の私の1日が何らかの形で動画で撮られていたとしたら、ワイプで見ている人たちのリアクションがきっと”頑張っている”になると思うんやけど…」といった話

        • 心が彷徨っていた二日間を越えて見つけた「そのまんま」

          先週の今頃は色々と余裕が無くて、「どうなるかなあ」と思っていた週末が無事に終わり、今日はちょっと時間に余裕があるので、ここ二日間の日記を書いてみようと思う。 -- 9月15日(日) 前日にある程度の仕事を終わらせることができていたので、起床後は結構ゆっくり時間を過ごしていた。 この日はお昼に京都に行く予定があり、9時頃には目を覚まして、朝食を済ませた後、「案外時間に余裕があるな」と思いながら仕事を進めたら、思いのほか時間が経つのが早くて準備をしなきゃいけない時間になっ

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        必要がないと思うしかなかった”特別な”日常

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        記事

          金沢で出会ったさきさんと月替わりで更新している文通ラジオの第10回目。今月は私が担当しました✒ https://note.com/saki_azusa/n/nf00e082a7fe2

          金沢で出会ったさきさんと月替わりで更新している文通ラジオの第10回目。今月は私が担当しました✒ https://note.com/saki_azusa/n/nf00e082a7fe2

          こそばゆい記憶

          「日記を書こうと思っている」と打ったあとに毎度続くのは、「なかなか時間が取れなくて……」といった言い訳がましい言葉ばかり。 そんな言葉を何度も書いては消してを繰り返し、「もう言い訳は書かなくていいや、今日から始めればいい」と思えたのは小さな一歩かもしれない。 -- 今月は週末に予定が入っていることが多く、昨日は友人とご飯に行く予定があった。以前会ったのは7月。泊まれる演劇に一緒に参加したときだったので、もうあの夜から1ヶ月半ぐらいが経つと思うと本当に早くて驚いてしまう。

          こそばゆい記憶

          「もしも」の日々が続いていたら

          深夜2時。暗い部屋でスマホ画面をじーっと見つめる。感情的というよりは、かなり作業的に近い時間にはなかなか終わりが来なさそうだ。 「ああでもない、こうでもない…」と思った単語を何度も何度も検索スペースに入れてみても、得たい答えは得られそうにない。 「…何をしてるんだろう」という気持ちを抱くことで、やっと落ち着かせることができたのは、かれこれ1時間ぐらい検索している「パラレルワールド 行き方」という疑問だった。 28歳。なんならもうすぐ29歳を迎えようとしている今、本気でパ

          「もしも」の日々が続いていたら

          【泊まれる演劇】QUEEN'S MOTELに参加した3日間の日記

          8月31日に千穐楽を終えたQUEEN'S MOTELへの扉が閉まった。 ネタバレが解禁されたので、参加するたびにポツポツと書き記していた3日分の日記を投稿しようと思う。 6月4日(木)→6月5日(金)まだ蒸し暑いとは言えない6月の京都へ向かうために、家を出たのは16時過ぎのことだった。 自宅から京都までは電車で1時間30分ほどかかる。乗り換えの回数は1回だけど「やっぱり京都って遠い」と感じてしまうな。 こういう楽しみが詰まった日は、最寄り駅から在来線に乗ってとある駅で

          【泊まれる演劇】QUEEN'S MOTELに参加した3日間の日記

          【感想】泊まれる演劇:Moonlit Academy

          「創立記念セレモニーへの招待。どういう服を着ていくべきか…」と悩んでいたときに、「あっ」と思い出した服があった。 当分着ずにクローゼットにかけていた黒のワンピースを手に取り、「もしかしたら今日は付けられるかも」とクローゼット内をがさごそすると、随分と前に買ったものの、普段着に合わせるたびに、フォーマルになりすぎて「今日はやめておこう」と諦めてしまうことでお馴染みのパールのサスペンダーと目が合った。 手に取った黒のワンピースに重ねてみると、「フォーマルってこういうのでしょ!

          【感想】泊まれる演劇:Moonlit Academy

          【サンボマスター:鹿児島】キャリーケースにいれたライブ用のスニーカーが連れて行ってくれた場所

          「どう考えても仕事が終わらない!鹿児島に仕事を持っていくことは確定だけど、市内に行く前に終わらせたい。できれば空港で仕事がしたい」と思いながら鹿児島空港のサイトを見ていたら、1階にドトールの文字を見つけた。 郷土料理、ラーメン。空港内にはいろんな魅力があるけど、まずはドトールへ行く。ただそれだけを決めて、急いで1泊2日の準備を始めたのが3月21日(木)の夜の話。 翌日からサンボマスターのライブを観に行くために、鹿児島に向かうことが決まっていたので、とりあえず機内持ち込みが

          【サンボマスター:鹿児島】キャリーケースにいれたライブ用のスニーカーが連れて行ってくれた場所

          それなりに幸せな人生を歩んでいると思っていた私が未来に向けてコーチングを受け始めた話【vol.2】

          昨年の10月にコーチングを受けることを決意したnoteを書いてから、あっという間に5ヶ月が経った。 無事5回のコーチングを受け終わったのが12月の上旬のこと。 考えたいことも、書きたいこともたくさんありながら、時間に余裕がない日々を送っていると、あっという間に年を越し、気づいたら「あったかい」と思う瞬間が増えてきた。すぐそこまで春が来ている。 そうやって「時間に余裕がない」と誤魔化しながら、書くことに向き合えない日々を過ごしていることに突然嫌気がさしたのが、3月5日の2

          それなりに幸せな人生を歩んでいると思っていた私が未来に向けてコーチングを受け始めた話【vol.2】

          / 文通ラジオ第4回目 \ 2023年の終わりに、前回さきさんが書いてくれた記事から「都会の空気」というキーワードをもらって、東京に住もうと準備をしていた日々を思い出しながら、言葉を紡ぎました。ぜひ読んでもらえると嬉しいです🕊️ https://note.com/saki_azusa/n/n8dd1209841e6

          / 文通ラジオ第4回目 \ 2023年の終わりに、前回さきさんが書いてくれた記事から「都会の空気」というキーワードをもらって、東京に住もうと準備をしていた日々を思い出しながら、言葉を紡ぎました。ぜひ読んでもらえると嬉しいです🕊️ https://note.com/saki_azusa/n/n8dd1209841e6

          それなりに幸せな人生を歩んでいると思っていた私が未来に向けてコーチングを受け始めた話【vol.1】

          いつからだろう。自分のことを「どうでもいい」と思うようになったのは。 そしてそれを、「幸せだ」と思い込むようになったのは。 ある日突然芽生えた、「どうでもいい」という感情は、私のなかでネガティブなものではなくて、前に進むために必要な決心を促してくれるような感情だと思っていた。 昨年の11月。マネジメントで携わっていた企画で「未来の私との約束」というテーマで記事を書く機会があり、記事の中で私はこんな言葉を紡いでいた。 食べ吐きを繰り返しては1日に何回も乗った体重計、「こう

          それなりに幸せな人生を歩んでいると思っていた私が未来に向けてコーチングを受け始めた話【vol.1】

          自分の選択に後悔はなく、その選択に誇りすら持って毎日を生きているけど、コンマ1秒ぐらい立ち止まったときに、「あれ」と思ってしまう瞬間がある。文通ラジオ第1回目。「選択と後悔」というテーマで書きました。 https://note.com/saki_azusa/n/n47eb5c4f450e

          自分の選択に後悔はなく、その選択に誇りすら持って毎日を生きているけど、コンマ1秒ぐらい立ち止まったときに、「あれ」と思ってしまう瞬間がある。文通ラジオ第1回目。「選択と後悔」というテーマで書きました。 https://note.com/saki_azusa/n/n47eb5c4f450e

          【おしらせ】 金沢で知り合ったさきさんと一緒に「文通ラジオ」というnoteを始めることになりました。言葉を交わしながら、ラジオのように小さな居場所を作ることができればなと思っています。 https://note.com/saki_azusa ぜひ遊びに来てもらえるとうれしいです。

          【おしらせ】 金沢で知り合ったさきさんと一緒に「文通ラジオ」というnoteを始めることになりました。言葉を交わしながら、ラジオのように小さな居場所を作ることができればなと思っています。 https://note.com/saki_azusa ぜひ遊びに来てもらえるとうれしいです。

          頭では分かっている「自分に必要な時間」が心で受け止めきれない

          通院からの帰り道、大嫌いなセミが私の方をめがけて一直線に飛んできた。自分の時間だけが止まったのかと思うぐらい、私の視界にはセミしか見えておらず、ただ、真っ直ぐこちらに向かってくるセミに目を凝らしていたら、セミは当たり前のように私の左肩に止まった。 その瞬間、ここ数時間、いや、数年間かけて、少しずつ積み重なっていた、小さなわだかまりが、ギュッとひとつに固まって、心のなかでドカンと爆発したような感覚を覚えた。 「もういや!」と、左肩に止まるセミを、思い切って振り払った瞬間、セ

          頭では分かっている「自分に必要な時間」が心で受け止めきれない