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列車種別の阪急デパート開店!宝塚線編
宝塚線は、「通勤急行」登場(復活)
大阪梅田→宝塚は2駅停車駅が増えても所要時間は同じ
大阪梅田3線同時発車が特急系で揃う
新しい通勤急行はどんな列車?
結論から言うと、宝塚までの所要時間を
変えることなく今までの急行より
2駅停車駅を増やした列車、ということです。
この時間帯の急行宝塚行きはかなり
所要時間がかかっています。
なぜなら、普通が曽根で、
日生エクスプレスを待避しており、
十三ー豊中間で所要時間は日中より
3分余分にかかっています。
その後を追いかける急行宝塚行きは、
あおりを受けて3分ほど遅いのです。
それなら、2駅(曽根・岡町)余分に
止めてもよくないか?という発想ですね。
また、普通がカバーする駅が多く、
混雑気味だったのもその解消になります。
三国~岡町の5駅になっていましたが、
2駅減って少し余裕が出ます。
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歴代の通勤急行はどんな列車だった?
初代の通勤急行は、服部(現服部天神)
まで各駅と十三に停車する列車でした。
これが、1997年から2000年まで。
豊中市内の連続立体交差化工事中の時に、
通勤準急と共に千鳥停車を
組んでいました。
2代目は2003年から2015年まで
運転されていました。
こちらは、石橋(現石橋阪大前)までの
各駅と豊中・十三に停車していました。
この停車駅パターンは現在の通勤特急と
同じです。
そして、今回の復活で3代目通勤急行
という事になります。
初代と2代目は朝ラッシュ時の
上り方向のみの運転でしたが
今回は、夕ラッシュ時の下り方向のみの
運転になります。
「通勤急行」は神戸線で消えて、
宝塚線に戻るという形です。
停車駅パターンは、大阪梅田から十三と
曽根からの各駅です。
これは、準急とほぼ同じですが、
違うのは中津に止まるかどうか。
(準急は中津停車)
要は、夕ラッシュ時の「日生エクスプレス」
を運転する時間帯は、
急行宝塚行きを通勤急行に変更する
ということです。
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特急系列車で3線同時発車
能勢電鉄のダイヤ改正のプレスリリースを
見てみると、夕方のラッシュ時の
大阪梅田発日生中央行き日生エクスプレスの
大阪梅田発の時刻が3分ずれるとありました。
これで、0分、20分、40分ということに
なります。
ここから、推察される大阪梅田発の時刻は、
0日生エクスプレス、3通勤急行、4普通、
10急行(雲雀丘花屋敷行き)、
13通勤急行、14普通の
20分サイクルではないかという事です。
プレスリリースには書かれていませんが、
行先がどうなるかも注目しています。
現在、普通はこの時間帯は、
川西能勢口行きです。
急行は雲雀丘花屋敷行きです。
普通は、豊中行きでもいいのでは
ないかという事を思っています。
これで、大阪梅田発3線同時発車で
京都・神戸線は準特急、宝塚線は
特急日生エクスプレスという
特急列車のそろい踏みとなります。
まとめ
・夕ラッシュに通勤急行を運転で、曽根・岡町が利便性向上
・曽根、岡町は朝は17分毎だが夕方は10分毎に優等列車停車
・ノロノロ運転を停車に有効活用。所要時間は伸びない。