土井善晴先生のアプリで、簡単手作り★お店級の味噌ラーメン!
今回ご紹介するのは、本じゃなくてお料理アプリ。
私が紹介する料理家といえば、土井善晴先生だ。
土井先生の茶道や華道のような思想と精神論の料理作りに憧れている。
食べること、作ることの本来の意味、整える美しさが一貫している。
それでいて簡単な家庭料理のオンパレード。
そして土井先生のアプリが面白すぎる。
アプリの目玉は、なんといっても土井先生の配信動画。
先生のレシピ実践動画はわかりやすく、色々な話しが聞けて全然飽きない。
▼iPhone、iPad用アプリ
では、アプリの中から「ラーメン味噌汁」を作ってみよう。
これ、ラーメンなのか?
味噌汁なのか?
ハイ。れっきとした味噌ラーメンである。
でも作るのは味噌汁なのだ。ラーメンにあう味噌汁を作る。
それを麺にぶっかける。
それだけ。
「なんだその手抜き料理は!」と、嘲笑の声を頂戴しそう。
いやいや早まるな! 侮るな!
完成品を食べてビックリ、お店級の味噌ラーメンになっているから。
まずは騙されたと思ってご覧あれ。
■アプリの動画を見ながら一緒に作る(1人分)
アプリのレシピで肉は使ってなかったが、豚バラが余っていたので追加した。
ガラスープも用意したけど、基本はいらない。
入れるなら、味見したときにちょこっとだけ。
1)材料を油で炒める
2)鉢7〜8分目の水を追加して煮込む
ちょっと焦げ目が付く程度に炒めたら、ラーメン鉢7〜8分目の水を鍋に投入。優しい火加減で煮込んでいく。
3)味噌を入れて煮込む
煮立ってきたら、分量の味噌を鍋に入れてさらに煮込む。
使う味噌は白味噌。白味噌は塩分が少ないからドバッと使っていいらしい。
しょっぱさも欲しいので、普通の味噌もちょこっと合わせる。
土井先生に「入れてもよろし」と言われる前に豚バラをキャベツと一緒に炒めてた。
まあいいか。
多分、「それでもよろし」と言われるだろう。
4)味見して調整、たまごを割り入れる
ここでスープの味見をしてみて。
麺に絡ませるので、ちょっと濃いめくらいがおいしくなる。
味が足りなければ顆粒だしや醤油、味噌をちょっとだけ追加してみても。
最後に調整できるから控えめに。
味が整ったら卵を割って入れる。
5)煮込んでいる間に湯がいた麺を鉢に盛り付け
味噌スープを煮込んでいる間に麺を湯がき、ラーメン鉢に盛り付ける。
6)鍋のスープを全部、麺の上に流し込む
こんな感じに仕上がった。
なにやら形になっているではないか。
7)トッピングでオリジナリティを
最後にラー油やゴマ湯を回しかけ、胡椒をトッピングしたら出来上がり!
味が足りなければ醤油を垂らしてみたり、いくらでも調整できる。
動画見ながら一緒に作った味噌汁ラーメン。
はっきり言って、家でこんなに美味しいラーメンを食べるのは初めてだ。
やっぱり生味噌のおかげかな。
いい出汁でてるし、簡単なのに全然手抜きっぽい味にならないから不思議。
味噌汁と決定的に違うのは、ニンニクやラー油が効いていること。
だからホントに中華風。
白味噌なので甘いと思っていたら、スープがまろやかになるだけだった。
アプリは無料。無料だとメニュー閲覧にちょっと制限あるけれど、十分使える。気に入ればサブスクにすればいいことだ。
ぜひ、あなたにも土井善晴ワールドを!
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