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【リスク、住宅、生命保険の考え方】 感想:『超簡単 お金の運用術』 山崎 元

『有り体に言って、人生の諸問題はお金の運用だけで解決しようとは考えない方がいい』

感想

お金の勉強です。
このタイトルですから、私の投資方針にもきっと沿うはずです。
それを支える何かしらの根拠を探しにいきます。

最初に著者は大切なことを言っています。
『有り体に言って、人生の諸問題はお金の運用だけで解決しようとは考えない方がいい』
まぁそうですよね。
お金だけで万事解決するほど単純な話ではないんだと思います。
人生の3つの要素は「お金、仕事、人間関係」だったり、
幸福の土台は「金融資産、人的資本、社会資本」だったりするわけですから。


そうはいっても、お金のことは大切で無視できません。

さて、本書では具体的な銘柄に加え、その配分比率まで示されています。
基本的には生活防衛資金(本書では生活費の3か月分です)を残し、リスク資産と無リスク試算に振り分けた運用を勧めています。
当然NISAやiDeCoを最大限利用すべきと指摘しています。

お金の運用の基本的な考え方を知るために、おすすめの本です。


この本を読んで実践したこと/したいこと

私にとって役立ちそうな知識を仕入れました。
ここでは以下の3点を紹介します。

1.リスク
「リスクは5%くらいの利回りが期待できるが、最悪1/3くらいに減る」
これは主に株式を運用する投資信託やETFを指しています。
具体的でわかりやすいリスクの考え方です。
試算もしやすいですね。

2.住宅
「住宅を買い、そこに住んでいるという状態は、意味合いとしては「家賃配当をしてくれる株」を持っているということだ」
本書は2013年の本なので、また状況は違うかもしれません。
家を買うことについては、超長期の負債のリスク、簡単に住居環境を変えられないこと、資産性が乏しいこと、などから否定的な意見が多いように思います。
ちなみに私は持ち家です。
とくに家を購入したことに後悔はしていませんが、家賃配当をしてくれる資産と考えられれば悪くないです。
まだまだたくさんの負債がありますが。
いつになったら配当を生み出してくれるのやら・・

3.生命保険
「期間が10年かせいぜい20年で、残される家族の人数×1000万円くらいの死亡保険の定期保険に加入しよう」
これは私も同感で、実際この額で加入しています。
自分の考えを支える根拠になってくれます。

おわりに

読んで頂き誠にありがとうございます!
少しでも何かのお役に立てたら とても嬉しく思います。

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これからもどうぞ宜しくお願い致します。


基本情報

リンク:超簡単 お金の運用術
購入場所:図書館
読み始めた日:2024年3月14日
備考:


26日目

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