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哲学って何? 一言でいうと…

哲学とは、疑うこと。世の常識を疑うこと。経済学、政治学は政治についての論理や原理をもつ。哲学は哲学についての論理は通用しない。全てを疑うこと。

ルネサンス期に、ラファエロが描いた絵画で、アテナイの学堂という絵画がありますが、これはヨーロッパ哲学を理解する上でとても参考になります。

アテナイの学堂

ギリシャのアカデメイアで古代ギリシャの哲学者たちが議論をしている絵画なんですが、その中心にソクラテスとプラトンが描かれています。

プラトンは天を指差し、アリストテレスは手のひらを地に向けている。これがヨーロッパ哲学の原理なんです。

左がプラトン、右がアリストテレス

プラトンはイデアの根源を探求すること、アリストテレスは現実の世界の根底を探ることを重視しました。プラトンは観念論であり、アリストテレスは経験論的であり、現実主義なのです。

では、近代哲学は、やはりデカルトである。疑うこと。疑っているこの私がいることだけは確実だ。この、デカルト哲学が近代哲学のスタート。

哲学は一切の知識の根源をたずねること。それにつきます。


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