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エンタメ業界分析

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登録者数100万人突破!動画再生回数5億回超!アニメ「推しの子」のYouTubeチャンネルの施策

登録者数100万人突破!動画再生回数5億回超!アニメ「推しの子」のYouTubeチャンネルの施策

アニメ「推しの子」アニメ2期の放送がつい先日終了しました。舞台化、実写ドラマ・映画化が24年内控えており、アニメ3期も制作が決定。近年を代表するメガヒットIPの1つになりました。

そんな「推しの子」ですが、今回はアニメのYouTubeチャンネルを取り上げたいと思います。実は、登録者数が100万人(24年10月時点で102万人)突破しているチャンネルなのです。

投稿数は518本。動画再生回数は5

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【超要約】岸田総理、有識者が議論した日本のエンタメ産業活性化戦略とは

【超要約】岸田総理、有識者が議論した日本のエンタメ産業活性化戦略とは

先日、「第26回新しい資本主義実現会議」で官民連携によるコンテンツ産業活性化戦略について話し合いが行われました。

新しい資本主義実現会議とは、内閣が2021年10月から実施している「成長と分配の好循環」と「コロナ後の新しい社会の開拓」をコンセプトとした新しい資本主義を実現していくための会議です。議長は岸田総理自らが務めています。

これまでスタートアップ、リスキリングなど様々なテーマを議題に会議

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【2023年最新版】テレビ業界図鑑~キー局のアニメ事業の最近の動向まとめてみた~

2023年9月21日、ビッグニュースがありました。日本テレビがスタジオジブリの株式約42.3%を取得し子会社化しました。

日テレは金曜ロードショーでジブリを放送していたりと両社の間で長い歴史があったので、今回の子会社化という結果になったそうですが、日テレ含むキー局のアニメ事業に対する投資や動きが活発だと感じています。

今回は各キー局のアニメ事業について紹介していきたいと思います。

補足ですが

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【2023年最新版】テレビ業界図鑑~業界の仕組みからキー局の動向を全部まとめてみた~

近年、「テレビ離れ」というワードを聞くことが増えました。若者はテレビを見ないと言われ、テレビ局のプロデューサーやアナウンサー独立のニュースも多くなっている気がします。

テレビは本当に終わってしまったメディアなのでしょうか?

実は日本のコンテンツ市場規模11兆8,275億円のうち、地上テレビ番組が21.9%、衛星・CATV番組が7.0%、合わせると市場の全体の約3割(3兆4199億円/28.9%

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【超要約】みずほ産業調査「コンテンツ産業の展望2022~日本企業の勝ち筋~」【世界への勝ち筋を紹介】

先日、あるツイートが、RT6000回、いいね2万超えとバズりました。

みずほ産業調査の「コンテンツ産業の展望2022~日本企業の勝ち筋~」を紹介したツイートです。

「他者様が頑張って作って資料でバズってもうた・・・」という負い目と「これだけバズったのなら一番に読み込む!」という決意のもとGWを利用して読みこみました。

読後、「こんな神資料が本当に無料でいいの???」という結論。本来ならば数千

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