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完璧主義だった私がぐうたら女になれるまで

こんにちは、アダルトチルドレンのTaimann Cat(たいまん・きゃっと)です🐈‍⬛ 💕

何を隠そう、私は長い間完璧主義者でした!笑
母親からの影響なのか、「ああしないと」「こうしないと」「こうすべき」「ああすべき」で頭の中がいっぱいでした。休日にやりたい事が分からなくて、上司に聞いたこともありました。「休みの日は休んだらいいよ」と返され、う〜ん……という感じ笑💦
そんな私が今では、
お風呂に入らずに寝る
・部屋の掃除は気が向いたら
・洗濯物干しっぱなし
・アラームかけずに昼まで寝る

などのぐうたら生活を送れるようになりました✌️これらが世間的に良い事なのかは分かりませんが(笑)私にとっては自分の成長を感じられて良い傾向だと思います。

🩷完璧主義な母親の呪い
私の母は20代前半で子供を産み、そこからずっと専業主婦という人です。母は趣味が無くて昔からテレビを観るぐらいしか楽しみが無かったように感じます。子供心に「お母さんは毎日楽しいのかな?」と疑問に思っていました。
そんな母は毎日家事をきちんとやる人でした。決めた時間に買い物に行って、決めた曜日に掃除をして、スケジュールが突然変更することを嫌う人でした。そして母は褒められる事に慣れておらず、料理が美味しいと言っても「でもちょっと焼きすぎた」「失敗したなぁ」と言うタイプでした。母自身がかなり自己肯定感が低いのでしょう。素直に受け入れられない性格……😿

そんな母に育てられた私は、自然と「〜すべき」「〜せなアカン」という価値観の元生きるようになりました。休みの日でも時間通りに起きてやるべき事をやって真面目にきちんと過ごす。一人暮らしを始めた22歳(新卒一年目)の頃の私は、実家暮らしの頃のようにきちんと過ごしていました。アラームをかけて起きて、きちんとご飯を食べて夜更かしせずに寝る…それが普通だと思っていました。

🩷休みの日にやりたいことが無い社会人
私は趣味らしい趣味を持たずに大人になったので、休日にやりたいことが無い社会人になってしまいました。メイクやオシャレは好きでしたが、自分に自信が無い&人間嫌いでお洒落な服屋さんや百貨店の化粧品売り場に行くことができませんでした。行けたとしてもろくに服も見れず店員の目をかいくぐって通り抜けるのみ😹店員に話しかけられると緊張で冷や汗が出ました。(こんなブス何着ても一緒や笑)と笑われてるんじゃないかなとか思ってました。
そんな私は気付けば母親と同じように、休みの日は家事をしてドラマを観て一日が終わる…という生活を送るようになっていました。

🩷充実した休みの日とは??
この頃の私は、理想の休日は【資格の勉強、英語の勉強、ショッピング、運動】みたいにふんわり思ってました。なにか自分の為になる事をしてオシャレな場所に行かなきゃいけない、という強迫観念がありました。それ以外の過ごし方はゴミ、みたいな笑でも仮にそんな休日を過ごせたとしても、私は「全然ダメ」「何の意味も無い」と思っていたでしょう。これはさっき書いた母の考え方と似ていますね…!決して満足しないネガティブさ。自分を受け入れられないから、自分がやる事なす事全部否定してしまう。これを直さない限り幸せに生きる事は出来ないんですよね。

🩷世間の人の休日はどんな感じ?
社会人になって、同僚の友人ができました。私より2歳ぐらいお姉さんの同僚です。彼女は酒飲みで、毎晩飲み歩いて夜中の2時ぐらいに帰宅する、と言います。翌日が仕事でもです。彼女は「お風呂は入らずに寝ちゃうこともある」「メイクも落とさない」「掃除は代行サービス使ってる」と。どれも私にとっては有り得ないことで、「えー!!汚い!!」と内心思っていました笑笑😹
だけど他の同僚に聞いても「寝るのは夜中の1時とか」「スマホ触ってたら寝落ちして夜中に風呂入る」とか。当時の私は22時にベッドに入って寝る感じだったので、そのどれもが信じられず。でも内心、そんな風に気ままに過ごせるのが(大人だなぁ)と感じてちょっぴり憧れていました。夜更かしするのはダメ、という家庭で育ったので、0時を超えても起きている人が随分大人に感じられたのでした。

🩷愛着障害、アダルトチルドレンという言葉を知る
2022年頃から、このままの自分ではいけないと思い始め、自己啓発本を読み漁ったり自己ブランディングの習い事を始めたりしました。理想の自分に近づく為に、高級なお店を訪れたり審美眼を養いたくて様々な美術品を見に行ったりしました。
そして2023年、習い事の先生に親との関係が悪い事を指摘され「愛着障害」や「アダルトチルドレン」について調べていき、自分を認めてあげることを目標に生きるようになりました。どこの職場に行っても馴染めないのも、満たされないのも、全部自分で自分を否定しているからだと知りました。

そして2023年の冬、適応障害を発症し休職と退職を決断、約2ヶ月間ニート生活でした。人生の夏休みだと思って、自分のやりたいように過ごそう(それが世間的に褒められたものではなくても)と思いました。最初の1週間ぐらいはやることが無くて、YouTubeでメイクの動画を見たり聴いた事のない音楽を聴いたりしました。しばらくして小説を書いてネットに投稿し始めました。最初は好きな漫画の二次創作だったのですが、“自己投影したキャラクターと好きなキャラを会話させよう”と思いまして。これは、自分の感情を客観視するためと、自分が他人(親)にしてほしかった事を認識するためです。なので、親に愛されなかったキャラクターを作り上げて、自分の気持ちをその子に言わせたりしてました。これが結構良かったのかもしれません。小説の中で好きなキャラに慰めてもらったり、理解してもらえる。どんな自己啓発本を読むより一番心の整理がつきました。辛いことは紙に書き出すといいよ、とよく言われますが私の場合は物語にして吐き出しました。

🩷ぐうたら女爆誕!!
新しい仕事が見つかり、一から仕事を覚えていく大変な時期も小説を書くことで乗り切りました。仕事が辛くて「死にたい」「迷惑かけてる」と思う時も、好きなキャラに“頑張ったね”“ミスは誰でもあるよ”と言ってもらって、自分の思考の歪みを再認識する、みたいな。親に相談出来ないことでも小説の中でならキャラが聞いてくれますからね!!子供の頃親に慰めてもらいたかった&励ましてもらいたかったという欲を解消出来ます。それを繰り返していたら、いつの間にか自分を受け入れられるようになっていて、小説に書かなくても「考えすぎ」「次ミスしないように気を付けたらいいだけ」とポジティブに捉えられるようになっていました。

そして現在。仕事も慣れてきて、ストレスフリーな毎日。実は私中学生の頃からニキビがかなり酷くて何をしても(食事改善、高いケア用品購入など)治らなかったのですが、今の仕事に就いてから滅多にニキビが出来なくなって肌が綺麗になりました!!
実は習い事の先生に初めて会った時、「その肌荒れは異常、ストレスかかりすぎ」と精神由来のものだと指摘されていました(私は体質だと思ってた💦笑) でも本当にストレス性のニキビでしたね。じゃあ私は中学生の頃から20代後半になるまでずっとずっとストレスフルだったという事ですね😹ドライマウスも酷かったし、日中の眠気もやばかった。

毎日生きてて「〜しなきゃ」「〜すべき」という思考が一切無くて「これしたい」「あれやりたくない」という思考で生きています。やりたくない事は無理にせず、回数を減らしたりやる気が出た時だけ頑張る。お風呂もね、最近朝に入ることが増えました。夜仕事から帰って来てご飯食べてお風呂入ってたら好きな事する時間なくて死ぬ💦 休みの日は入らないことも……暫くはそれでいこうかなと。トイレの便器が黒ずんできた時だけ掃除してみたり。不潔かもしれないけど、今はとりあえずそれでいい。

私は元々自分の容姿にコンプレックスがあって、ブスは生きる資格無いから死にたいと思っていましたが、最近はそれも落ち着いていて。すっぴんにパジャマで買い物行ったりしてます笑💦別に誰にも迷惑掛けてないし。学生時代は休み時間の度にトイレにこもって個室で鏡を眺めていました(15分以上)。
今は容姿が普通でも自分はそれで構わない、とさえ思えます。容姿が良ければ全て上手くいく、なんて幻想だと分かりました。この容姿コンプに関してはまた別の記事で書きますね〜🙆🏻

結局全てのことが、幼少期の親との関わりの影響を受けていて、育った環境がその人を作るというのは本当なんだなと思いました。28歳で気づけてよかった、本当の自分に戻れてよかったと思います。私の投稿が同じように悩んでいる方のヒントになればと思います。読んでくださってありがとうございました❣️Taimann Cat(たいまん・きゃっと)でした🐈‍⬛ 💕

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