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「感謝」1000スキありがとう🎶のタイミングで「水ってスゴイ」というお話

1000スキ&5000閲覧🙏
ホントにありがとうございます🤗
読者のみなさんには感謝しかありません。
ブログを始めて約8ヵ月間、コツコツと書いてきて良かったです。
これからも、皆さんの健康に役立つブログを書きますので、ぜひ読んでくださいね♪


それにしても、毎年のように起こる大雨災害。
いつもいつも、水の脅威にはおびえるばかりです。

でも、水って本来柔らかいものなんですよね。

そんな水のお話

天下に水よりも柔弱(柔らかくてしなやか)なものはない。しかし堅強(堅くて強い)を攻めるには水に勝るものはない。水本来の性質を変えるものなどないからである。弱いものが強いものに勝ち、柔らかいものが剛い(かたい)ものに勝つ。そのことは世の中のだれもが知っているが、行えるものはない。

「老子」

これは、とても有名な「柔よく剛を制す」の元になった老子の言葉です。

水は一見しなやかで柔らかそうに見えますが、一方で重くて堅いものを動かしてしまう力をもっています。しかも打っても破れず、刺しても傷つかず、斬っても断たれず、燃やしても燃えないという性質や、あるいは川の流れをどんなに曲げても下のじほうに流れることは変わらないという性質を変えられるものはないのです。
すべて当たり前のことなのに、あらためて考えてみるとそのスゴさが伝わってきます。
(参考:蜂屋, 湯浅 著 別冊100分de名著 老子×孫子 2015)

兵法の祖ともいえる孫子も、水を用いてこの様に言っています。

水は必ず、高いところから低いところに流れていきます。岩があれば迂回し、容器ですくえばその形に変化する。そんな水のありようを軍隊の理想とすべきだ。

「孫子」

「柔弱なるものが、堅強なるものに勝る」ということを表した言葉です。

老子も孫子も、水というのは一見弱々しく目立った特徴などないように見えるが、洪水の際に思い知らされるように、いったん暴れだすと手が付けられないほどのエネルギーを放ち、それでいて、その形はどこまでも柔軟である。そんな強さと柔軟さをあわせもつ水に、柔軟な強さという理想の強さを見たのかもしれません。
(参考:蜂屋, 湯浅 著 別冊100分de名著 老子×孫子 2015)

これらの思想は、太極拳の根幹を成しています。

まさに水のように柔かく、連綿とつながり、状況に応じて変化しながら、しなやかに動くき、相手を制するのが太極拳です。

上善は水のごとし

「老子」

最上の善なるありかたは、水のようなもの。

私も太極拳家のはしくれです。

太極拳も水のように、
人生も水のように生きたいものですね。

でも、

それがむずかしいんだよなぁ。
にんげんだもの。


<参考図書>


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