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倍速視聴の方が覚えやすい???個人的に考えるメリットいろいろ&脳トレ効果?


最近、何かと話題の倍速視聴。

あれこれ、書いていきます。

ネット上でも、色々と記事になっています。


これらの記事などで「いわゆるZ世代の若者は、いろいろな動画を倍速で視聴する」という話が、最近いろいろ出てきます。

世代を問わず倍速

私はZ世代ではありませんが(確認したところ、Y世代と呼ぶそうです。)、倍速視聴、最近、結構やってます。

なお、「倍速視聴をするのはZ世代の若者がメイン」ということが良く言われていますが、私の知っている範囲だと、30代~70代でも、それなりに倍速視聴をしている人がいる印象です。

ということで、教育関連の動画も絡めて、こんな記事も、塾のサイトに書いてみました。

「TVer Netflix YouTubeもスタサプも10倍速で再生できる」と題して、Google Chromeの拡張機能「Video Speed Controller」を利用すると、パソコンでの再生速度を幅広く変更できますよという紹介から始めて、教育関連の動画での活用法・注意点などを書きました。

教育関連の動画の場合、講師の口調が早口な場合は再生速度を少し遅くして理解をしやすくしたり、逆に、復習として活用する場合は、再生速度を速めてみたり・・・といった使い方ができます。

脳トレ?

また、効果はどの程度かわかりませんが、速聴・高速リスニングをすると、脳が活性化する、ということもあるようです。効果には個人差があるようですが、この手の話は昔から言われていて、取り入れている学習塾・教室などもあるようです。

https://www.daiichisemi.net/column/%E9%80%9F%E8%81%B4%E3%83%BB%E9%80%9F%E8%AA%AD%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%82%B3%E3%81%8C%E5%87%84%E3%81%84%EF%BC%81%E5%AD%A6%E7%BF%92%E5%8A%B9%E7%8E%87%E3%81%AE%E5%8A%87%E7%9A%84%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97/

確かに、思いっきり4倍5倍速にしてから、2倍速に戻すと、それほど速く感じなかったり、いろいろ面白かったりします。
(高速道路から降りて一般道に降りると遅く感じるのと同じで、「インターチェンジ効果」というのだよ・・・ということを言っている人もいた気がします。)

なお、私自身、過去に、この速聴を利用した教室(上記のリンクとは別)に少しだけ関わっていたこともありますが、当時と比べると、動画をかなり速いスピードにしても、音声がクリアな状態になっていて、それが手軽にできるというのは、すごい進歩だなあと思います。

速読から倍速視聴へ

速読ブームがたびたび起きたり、速聴がひっそりと提唱されてきたのを経て、現在は、倍速視聴ブームなのかもしれません。

速読や速聴の時と違うのは、ハウツーを教える人が出てきたり、脳に良いとかどうとかを誰かが言い出すわけでもなく、各自で、自主的にやっているというのが、今までとは違う気がします。

読書で、速読という言葉が登場する前に、「ただ何となく本を読むのが速い人がいる」という状況に近いのかもしれません。

エンタメ関連を倍速にするメリット

「情報収集・教育・ハウツーものでの倍速視聴は分かるけど、映画・ドラマ・アニメを倍速視聴するのはちょっと・・・」という考えも、確かにわかります。

そのようなこともふまえつつ、ここ最近、映画やドラマを倍速視聴をしてみて感じたメリットを、あえて挙げてみたいと思います。


・「そこまで見たいと思っていなかったけれど、ちょっとだけ見てみようかな、時間も取れないけどなあ」ぐらいの感じのコンテンツを、気軽にチェックでき、「思ったより面白かった。」と思わぬ発見ができる。

・速聴で脳が活性化・・・なのかは不明だが、通常のスピードで見たときよりも、個々の場面やストーリーを覚えている気がする。

特に、「あれ?倍速の方がなんか内容を覚えてるぞ。」というのは意外なような、そうでもないような、不思議な感じです。見て感想を言ったり、語ったりしたい場合には、案外、倍速視聴で繰り返し、の方が良いのかもしれません。もちろん、じっくり作品を味わいたい、細かいところまでしっかりと見たいという場合には、普通のスピードで見た方が良いのは当然ではありますが・・・。

10倍速

ちなみに、冒頭であげた、Google Chromeの拡張機能「Video Speed Controller」を使うと、10倍速以上での再生も可能です。

10倍速となると、相当なスピードですが、字幕付きであれば、意外と、どんな話かわかります。

使い分け

しっかり見たいとき・聞きたいときは通常のスピードで、とにかくサッとチェックしたいときは倍速で、説明が早口だと感じたら、速度を少し遅めで(遅くしすぎると、逆に何を言っているのかわからなくなりますが・・)というように、いろいろ使い分けてみると面白そうです。



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