見上げてごらん夜の星を
夜中のコンビニ午前2時頃
暗闇の中で煌々とする照明に目がくらむ
客は俺以外には誰もいない
レジにいる店員は中年以降のハゲかけた白髪の顔が丸いおじさんが一人
不審そうな目つきで俺と目が合う
その居心地の悪さに後悔が走る
雑誌が並んでいるのを適当に眺める
漫画の単行本の新刊が出ている
手に取ってパラパラとページをめくるけど読む気にならない
昔は週刊の雑誌で毎週読んでいた
1ページ1ページを食い入るように
読み終わると次の一週間が待ちきれないというくらいに
それがあるときにマンネ