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只見線のあるまちにて2022/04/09

はい、今日は天気予報通り晴れて暑くなってくれました。

まだ、身体が追いつかないせいか、少し自転車をこぐと汗がにじんでくるのでした。

明日はさらに暑いということで、今からうんざりしてるのです。

今日は写真撮りには出かけませんでした。

友人宅でゴロゴロして過ごしてから、いつもの場所へと行ってきたのでした。

なので、今日は昔の写真を引っ張り出してきました。

今のカメラを買ったばかりの頃、2020年4月9日の写真です。

それでは、いつも通り生暖かく見てやってください。


・農サイド(2020/04/09)

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会津本郷駅へと通い始めて10年以上が経ちましたが、駅銘板へのいたずらが絶えないのです。本当にいたちごっこというような感じで、修正したと思ったら、またいたずらされる、そんなことの繰り返しなのです。せっかく、プランターの花があるのだから、それでも眺めてればいいのにと思うのです。


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キハ40からキハE120へと変わって約一か月。地元の高校生なんかは、そんな車両が変わったことになんか興味がないと言った感じで利用してるのでしょうが、撮ってる側としてはやっぱりキハ40良かったなぁとか思うのです。でも、バリアフリーなど考えるとちょっと古くなりすぎたのかもしれません。


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本当はばらしたくないことなのですが、ここ会津本郷駅はぎりぎり会津若松市(旧北会津村)にあるのです。本郷の高校生はと言えば、駅前の自転車置き場から自転車に乗って少しばかり走らないと、家へつくことはできないのです。でも、そんな少し不便なところも含めて会津本郷駅が良いのです。


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上りの只見線を撮り終えると、次の下りの只見線までの20分の間に移動しなければいけません。特段、会津本郷駅で待っていてもいいのですが、会津若松市内から乗車して会津本郷駅で降りる乗客は少ないと思うのです。なので、ここはいつもの松原踏切で田舎の踏切の風景を味わってみるのです。


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松原踏切で下りの只見線を撮影した後、安心して踏切を渡り次の撮影ポイントへと向かいます。とは言っても、いつも同じルートを通るので、これと言って変わったことはないのですが、春夏秋冬、季節の移ろいは明らかに目に見えてわかるわけで、何の木かはわからなくても春を味わっているのです。


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そう言えば、最近は踏切を撮ることに熱中している僕がいて、なぜそこまで熱中してるのかも自分ではわからないのですが、昔JR東日本のCMで流れた小さな姉妹が踏切を渡るシーンにあてられている自分がいるのです。じゃあ、ここの踏切はと言えば、夏には香りのよいラ・フランスがなるのです。


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なにか被写体を見つけてレンズを向けると、この時期は何かしらのピンクの花が咲いた木が写りこむことが多くて、こんな線路を歩かないでくださいの注意の看板を撮っていても、後ろにはピンク色があるのです。ところで、なぜせんろの部分だけがシールになっているのか気になるのは変でしょうか。


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今日は珍しく望遠レンズを使っていなくて、そんな時に限って望遠レンズが必要な被写体が現れるのもよくあることで、まぁいいかと妥協してしまう自分がいます。今日、見つけたもの、それは畑作業をしている農家の人で、雪も消え本格的に作業が始まるのを待っていた、そんな感じがするのです。


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普段から天神様と呼んでいたのですが、こんな小さな社にも名前はあるようで菅原天満宮別雷神社なんて、なんだかちょっとばかりおへそを押さえたくなってしまうような名前なのです。そう言えば10年前撮った時に、お供え物にじゃがいもがあったような気がするのですが、理由はわからないのです。


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なぜだか後庵の踏切には惹かれるものがあって、それは10何年前、一台のカブバイにヘルメットもかぶらずに麦わら帽子で乗っている人を写真に撮ってから、また出会えないかなと足げく通っているのですが、そんな映画のワンシーンみたいな光景には出会えず、今日も踏切を撮るだけなのです。


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鉄塔は好きなのですが、大きな鉄塔だったりすると、あまりに近づくと怖くなってしまうことがあるのです。その点、田舎の農道にある電柱なんかには怖さはなく、何本も立っているのを見ると、200ボルトには対応しているみたいだなみたいなことがわかって、なんだか親近感が湧いてくるのです。


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そんな、自分だけのコレクションを撮りながら歩いていると、スマホのアラームが下りの只見線が来るのを知らせるのです。空もちょうどいい感じだし、レンズも今日は珍しく望遠レンズではありません。田んぼの水路の端に立ち、只見線が来るのを今か今かと待っているほど只見線は遅いのです。


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まだ、4月も中旬、只見線のラッシュアワー -1時間のうちに上下3本も走るなんて-が終わったあと、1時間ほどしてやって来る上りの只見線を撮るには時間が遅すぎて、家へと帰りながら後ろを振り返っては写真を撮ります。僕とは逆に夕焼けのほうへと向かって行く自転車を見つけて撮ったのです。


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これも10何年前のこと、大雪が降った年があって、僕の大好きなビニールハウスが潰れてしまったのです。何故だかは覚えていないのですが、そのビニールハウスと夕焼けという風景を、僕としては珍しく三脚を使ってまで撮ったことがあって、被写体を好きになるってこんなことかなと思ったのです。


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いつ聞いてもピンとくるのが、カブバイの4ストロークのエンジン音なのです。時間から考えて郵便配達ではないとすると、農家の人だな、麦わら帽子は被ってないだろうな?そんな少しばかり興奮した気持ちで走り去るカブバイを撮り終えると、僕は夕飯のことを考えながらまた家路へとつくのです。


今日はここまでです。

いやいや、今日はどうなることかと思いましたが、なんとか無理やり文章にしてしまいましたね。

本当に、その時その場所で自分がそういうことを思っていたかは別として、いまパソコンの前で感じることを打っているだけなのですが・・・。

まぁ、それでもいいんじゃないかなと思うようになった自分がいるのです。

やっぱり思うのは、自分は只見線だけが好きなんじゃなくて、只見線のある風景-只見線が写っていても写ってなくてもいいのですが-が好きなんであって、この街が好きということになるのでしょうね。

与えられた被写体しか撮れないわけですから、それを好きになれるのって幸せなことかもしれませんね。

今日はだいぶ話過ぎてしまったようです。

ここらで終わりにしたいと思います。

それではまた。

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