物の見方・考え方とは
感情と行動
私達の感情や行動は、その背景にある物の見方・考え方に大きく影響されていると思います。
なので、物の見方・考え方が変われば、同じモノやコトをみても
感じ方や行動が変わってくると思います。
しかし、私達は
『両親や先輩、先生から学び、あるいは体験を通して獲得してきたことの見方や考え方こそ、正しい』と思いがちになります。
また、そう思い込んでいなければ、不安で生きてこれなかったかも知れません。
そして、多くの場合、私達は余程の事が無い限り一度、正しいと思い込んだ
見方や考え方を変えることはありません。
と言うより、いかにその信念が正しいかを証明することにエネルギーを使用し、その見方にそった行動をとるたびに、信念を補強していくと思います。
ところが、同じ見方や考え方にしがみついている限り、ある状況のもとで起きてくる感情や行動も、同じパターンを繰り返します。
例えそれがあなたにとって、不愉快なあるいは、人間関係にマイナスを及ぼすようなパターンの繰り返しであったとしてもです。
キーワード
あなたの見方・考え方は、恐らく誠にもっともな理由に裏付けされた無理からぬものになっていないでしょうか?
でも、もしそれがあなたの役に立っていないなら、たとえそれがどんなに正しいとしても、少し立ち止まってそれを見直し、より役に立つ見方・考え方を、選び直す事ができると思います。
少し見方を変えてみるだけで、『そうだったのか』『そういうことだったのか』と少し肩が軽くなるような体験ができるようになるかも知れません。
見る角度が変われば、現状は変わらなくとも物の見方・考え方が違ってみえてくると思います。
現状の困難に苦しんでいる人は
あなたのなかの『正しい』を一旦脇においといて、『別の角度から観てみる』という作業をされてはどうでしょうか?
別の角度から観るヒントは・・・
簡単に言うと他人の力を借りる事だと思います。
自分で乗り越えられないのが『困難』であって、
だからこそ、他人の力を借りる。
日本人は、海外の中でも『協力すること』『チームワーク』が優れているらしいです。