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【読書感想】Deep Skill―組織と人を巧みに動かす 深くてさりげない「21の技術」
こんにちは tacoyaky(たこやき)です。
本日は下記の書籍を読んでとてもよかったので、紹介とともに私の感想を書いていきます。
わたしの感想は別に読まなくてもいいですが(読んでくれるとうれしいです)、この書籍は組織で働く老若男女すべての人に有意義な本だと思いますので、とてもオススメです。
どんな本?
新規事業コンサルタントとして多数の企業で伴走コンサルティングをされてきている石川明さんの新作です。
これまでは新規事業のHow to 本を出版されていましたが、今回は組織で活躍するために有効な思考や立ち振舞い方を21のディープスキルとしてまとめられたものです。
数多の企業で新規事業の伴走されてこられた石川さんだからこその内容が、実体験に基づくであろう具体例とともに説明されています。
とてもわかりやすく共感しやすいですし、読み進めやすい本です。
読んだ感想
はじめに(前書き)と目次を読んだ時点で「あ〜そうですよね〜」と耳が痛いことや心に刺さるキーワードが並んでいます。
見聞きしたことあったり認知はしていたりするものの、なかなか実践できていないことがとても多くてグサグサきました。
そして、第1章「したたか」に働く の章でもういきなり膝から崩れ落ちるかと思いました。大げさな表現に見えるかもしれませんが、ほんとにいきなりそれくらいの衝撃でした。
きっと今の私にとってタイムリーでとても重要な内容なのだと思います。
中でも下記のキーワードがぶっ刺さり、唸りました。
・「ずるさ」ではなく「したたかさ」を磨く
・単なる「いい人」になってはいけない
・舞台に上がる「俳優」ではなく、筋書きをつくる「脚本家」を目指せ
Deep Skill ディープ・スキル――組織と人を巧みに動かす 深くてさりげない「21の技術」
第1章より
私は結構、沸点が低く感情が露出してしまいやすいタイプなので、イラッとしても長期的にものごとを考えて「したたか」に生き「脚本家」のように自分も周囲もコントロールするようにしていかないといけません。これがなかなか難しく苦戦しているので耳が痛いです。
また、頑張っている人が困っている場合にはどうにか力になりたいと思い行動することも多いです。しかし単なる「いい人」で終わっていることも多々あるように思います。べつに恩を売りたいわけではないのですが「したたかさ」を持って戦略的に動くこともできるようになれば人生もっと生きやすくなるのだろうなと思います。
第2章以降でもよい気づきを得られるディープ・スキルがたくさん登場します。
第2章の「09. 話し方」「10. 協力関係」「12. 求心力」、第3章の「13. 企画力」「14. 言語化力」なども今の私にはたくさんの気づきをくれました。
手元に置き、定期的に読み返したい良書
著者がディープ・スキルとしてまとめた21のスキルは組織で活きる上で必要不可欠な真理なのだと思います。
これは、読者が置かれている環境や読者の成熟度によっても異なる気づきを得られる良書だと感じました。
手元においておき、困ったり行き詰まったりしたときに開いてみると何か手かがりを得られるかもしれません。
何も困っていなくても定期的に読み返したいと思える一冊でした。
私は電子書籍を買って構いましたが、すぐに手に取れるところに出してけるように紙の本で購入するほうがよかったなぁと感じています。
他の人のレビューでも高評価がとても多いこの本ですが、それもうなずけるものだと思います。
私からもオススメの一冊です。
さいごまでお読みいただきありがとうございました。
今回は、ビジネス本の読書感想でした。
とてもよかったので note に綴ってしまいました。
機会があればぜひ一読されるとよいと思います。
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