基本に立ち返ってみて、改めて感じた「子どもへの声かけ」の大切さ
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こんにちは、旅人先生Xです。
今まで何度も書いている「子どもへの声かけの大切さ」ですが、基本に立ちかえってみて、改めて感じたことがあります。
今回は、そのことについて書いていきたいと思います。
目次は、以下の通りです。
基本に立ち返ってみて数週間がたち、改めて感じたこと
私が勤めている学校でも、2学期が始まり、数週間が経過しました。
スタートから、今まで、基本に立ち返り、子どもたちへの声かけに一層力とを注いできました。
その中で改めて感じたことがあります。
それは、【声かけで子どもたちの様子は大きく変わる】ということです。
個人も集団も「声かけ」という1つのアプローチで大きく変化します。
どういう声かけをするかにもよりますが、その時の子どもたちに合った声をかけていくと集団の雰囲気も個人の雰囲気も生き生きとしてきます。
生き生きしているかどうかの質的なデータをとったわけではないので、完全に私の主観ですが、行動から目に見えて違いがわかるので、おそらく間違いないと思います。
声かけをする際の最近の私の意識の割合
声かけをする上で、最近の私が気をつけていることを振り返りも兼ねて書いていきます。
先に書いておきますと、最近の私は「見守り」と「支援」の割合で言うと4:6くらいの感覚で行動しています。※支援には、アイメッセージで気持ちを伝えることも含んでいます。
前半は、集団や個人の様子を見守る割合が多めでしたが、やや支援の割合を増やしています。
夏の終わりが見えてきて、後半に差し掛かるこの時期、ちょっと厚かましいですが、「こうしてみてはどうだろうか」という提案が頭に浮かぶことが増えてきたので、それぞれに合わせてやんわりと伝えるようにしています。
ずっと見守っていても、子どもは自然と成長していくものですが、その時々に意識してみるとさらに成長が加速することがあると私は考えています。
そのため、最近は意識的に「支援」の声かけの割合を増やしている状態です。
体と心の目線を意識する。
支援をする割合を増やしている最近の私ですが、実際に声をかけるときは、「体と心の目線」を意識して行動しています。
体の目線は、子どもたちの目線に合わせて話をすることです。
こちらは、誰もが想像しやすいと思います。
目線を合わせて話すということは、基本的なことですが、慣れてくるとついついおざなりにしがちなことなので、すごく気をつけています。
心の目線は、その時の子どもの気持ちや考えていることをできるだけ想像するということです。
こちらは、自分目線だけでなく、子ども目線にもより想像を膨らませて声をかけるイメージです。
例えばですが…
声をかける子どもが今どんな気持ちや考えを抱いているか想像しながら、アプローチをする。
「〇〇という気持ちになっているかもしれないと私は思うけれど」のように気持ちの想像とアイメッセージを合わせて用いて声をかける。
といった具合です。
相手の気持ちを完璧に想像することは難しいですが、「相手の気持ちを想像して寄り添おうとしている姿勢」が伝わることがとても重要かなと思います。
「知ったようなことを…」と思われるような声かけではなく、「わかろうとしてくれているんだな」と感じてもらえるようにするのが難しいところです。
相手の性格や置かれている状況などをよく考えてアプローチする必要があるため、慣れと練習がいると思います。
時には、子どもに「そんなふうには思っていない」くらいのことを言われてしまうことがあるかもしれませんが、そうなった場合は素直に謝って「どんな風に考えていたの?」と聞いてみると良いと思います。
そうやって少しずつ交流していく中で、見えてくるものや感じられることも増えるからです。
相手と心の距離を縮めるという点においても、体の目線や心目線を意識して声をかけることはとても大事なことだなと最近改めて感じています。
「まだまだ精進が必要だな」とも感じる日々ですが、子どもたちが生き生きと過ごせるように、コミュニケーション力を鍛える努力していきたいと思います。
今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました😊
また明日の記事でお会いしましょう!
みなさま、良い24時間ををお過ごしください!!
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