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「黒か白か」選ぶんじゃなくて、「黒と白、時々グレー」でいいんじゃない?

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こんにちは、旅人先生Xです。

今日は、「学校の授業の形態」について考えたことを書いていきたいと思います。

良かったら、のんびり目を通していってみてください。

本記事の内容はあくまで個人の意見ですので、温かく見守っていただければ幸いです。


目次は、以下の通りです。


一斉授業か子どもに任せる授業かみたいな議論

授業についての研修などにいくと授業の形態のことがしばしば話題にあがります。

最近だと、「一斉授業は良くないんじゃないか。」という意見を耳にすることもあります。

現状維持に終始せず、新たな可能性を模索する姿勢はすごく良いと思うし必要だと思います。

一方でただただ、全部ダメみたいな発想になってしまうのは良くないと思っています。


既に完璧な方法があったら全世界で採用されていますから、おそらく、どのやり方にもメリット・デメリットがあると考えるのが妥当だと思います。

そうなると行われている割合の高い一斉授業にもメリット・デメリットがあり、それ以外のものにもメリット・デメリットがあると言えます。

つまり、「一斉授業がダメなんじゃないか?」と考える時は、「ベースになっている一斉授業のデメリットの部分を他のスタイルでカバーする」みたいな思考が大切だと私は考えています。


どれにもメリット・デメリットがあるのだとしたら「ダメだから別のもの」というやり方では、いつまで経ってもその繰り返しから抜け出せないと思うのです。

一斉授業以外の授業の形態についても色々な案が出されてきたと思いますので、どれかを選ぶのではなくて、どのように組み合わせていくかを模索した方が生産的なんじゃないかと私は考えています。



「白も黒もグレーも」でいいんじゃない?

これは完全に私見ですが、

・一斉授業もやる
・子どもが課題を決めてのびのび学ぶ授業もやる
・期間を決めて、グループで協力して活動する授業もやる
・単元の中で上記のものを組み合わせて実施する

みたいに、白か黒かグレーかのうち、一つに決めるのではなく、その時々に合わせて、色々なスタイルを生かしていけば良いんじゃないかなと考えています。

子どもが経験を得たり、成長したりしていくことが大切なわけですからね。

授業の形態って、考えるべきところではあると思いますが、一つに定める必要があるとは思えません。

また、形態は手段であって、目的ではないということを忘れないようにしないといけないと思います。


色々なスタイルを経験することは、子供の経験値という視点でも価値があるとも思いますから、目の前の子どもたちや扱う教材などに合わせて、形態を考え、決めていくことが大切なのではないでしょうか。


内容によっては「どれかではなく、どれも」というのは現実には難しい場面もありますが、授業の形態のように可能ならば、「どれも」を実践してみるのは悪くないんじゃないかなと思うところです。


形態のことについて書いておいて、こんなことを書くのはちょっと憚られますが、

私はどういう方法でやるかでやることに力を注ぐよりも
・どういう力を身につけてもらいたいか
・どんな経験をしてもらいたいか
といった類のことに力を注いで、日々、同僚と情報共有をしていけたらいいなぁ

と改めて思いました。



今回は以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございます😊

ではまた、次の記事でお会いしましょう。

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