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空腹で苦手なものを克服した話
1779記事目(この記事は約1500字です)
こんばんは、旅人先生Xです。
今日は、「苦手な食べ物」について考えながら書いていきたいと思います。
良かったら、のんびり目を通していってみてください。
目次は、以下の通りです。
職場での何気ない会話から思い出した出来事
仕事場で小休止している時に、苦手な食べ物の話になりました。
今でこそ、ほとんどのものを美味しくいただけるようになりましたが、大学生くらいまでは自分にもあまり好まないものがありました。
その筆頭にいたのが、「ゆず」です。
レモンは好きだったのですが、ゆずは何だか味?香り?がどうも苦手で、割と毛嫌いしていた記憶があります。
そんな「ゆず」も今は、自分の好きなものの一つになっています。
なぜ克服できたのかを久しぶりに思い返したので、記事にしたおこうと思います。
苦手なゆずを克服できたのは、弟と空腹のおかげ
大学生三年の冬のことだったと思います。
身体がだるくて、病院にもいきたくなかった私は、家で寝ていました。
どんどんダルくなってきて、熱も39℃近く出ていた記憶があります。
腹は減っているけど、動く気力も体力のないため、ベットでゾンビ状態になっていました。
金曜日の夜くらいから、日曜日の昼間くらいまでほとんど飲まず食わずで、寝る・目覚めるを繰り返していました。
あ今考えると頑張って薬買いにいくとか、なんでもいいから食べたり飲んだりすれば良かったのですが、ダルくて何もする気になれませんでした。
当時、狭い部屋で弟と暮らしていたのですが、体力も空腹も限界が近付いてきたころ、友達の家に泊まっていた弟が帰ってきました。
私がゾンビ状態なのをみかねて、弟が飲み物を用意してくれました。
それが「ゆず茶」だったのです。
私はゆず茶とか飲んだことないし、「ゆず」と名のつくものは嫌だったのですが、その時ばかりは全く気にならず、「ありがとう」といって身体を起こして飲みました。
そして、一口いただいた瞬間、
こんなうめぇーものがこの世にあるのかよ…
と感激しました。
渇いた身体を潤し温かく染み渡っていく蜂蜜の甘い味わい。
ほのかに香るゆずの香り。
薄暗い部屋の中でゆず茶をすすったあの時の記憶は、今も鮮明に覚えています。
あんなに毛嫌いしていたゆず。
すまねぇ…
俺が間違っていた…
と思いました。
そして、私は弟に感謝の気持ちと同時におかわりを伝えました。
苦手なものも空腹で克服できるかも?
私はその経験から、「めっちゃ空腹だったら、苦手なものも美味しく感じるのでは?」と思い、ピーマンでも試してみたところ、同様に克服できました。
ゆず茶ほどの衝撃はなかったですが、ピーマンも美味しくいただけて、今は好んで食べるくらいになっています。
万人に当てはまるわけではないと思いますが、一つの方法として、試してみるのはアリかな?と思い、今回記事にしてみました。
腹が減りまくっていたり、体調がめっちゃ悪い時にわざわざ好きじゃないものをチョイスするというのは苦行ですが、人の力を借りると意外とすんなり行けることもあるかもしれません。
(私は弟がいなかったら、ゆず茶はおろか、今もゆずは好きになれていなかったかもしれません。)
今は苦手な食べ物も愛せる日が来るかもしれないと考えると気楽に過ごせる方もいると思いますので、ぜひ、今回の話を心の片隅に置いておいていただければ幸いです。
今回の記事は、以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
みなさんに良い時間が訪れますように😊
ではまた、明日の記事でお会いしましょう‼️
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