「しなくてはいけないこと」と「したいこと」の区別について考える
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こんにちは、旅人先生Xです。
今日は「しなくてはいけないこと、したいことの区別」について考えながら書いていきたいと思います。
良かったら、のんびり目を通していってみてください。
目次は、以下の通りです。
仕事で「自分がしなくてはいけないこと」について考える
仕事において自分が「しなくてはいけないこと」というのがあると思います。
自分の仕事をしている土台のようなものですね。
教員の仕事だと「しなくてはいけないこと」というのがちょっと曖昧な部分もありますが、それでも明確に「これは」というものは確かにあります。
例えば、イメージしやすいところで言うと、「担当している授業を行うこと」や「子どもたちの心身の安全を守ること」、「学びや成長のサポートをすること」なとがあげられるでしょうか。
それらの事柄も詳しく言うともっと色々とありますが、仕事上、責任を持って取り組むという意味では、どれも同様に大切なことだと言えます。
一方で、授業の準備や子どものサポートといったことは、「どれくらいやったら、しなくてはいけないことを果たしていると言えるのか?」と言う部分はやはり難しい問題だといまだに感じます。
「45分の授業を設計して、とりあえず行うことができる」というのと、「カリキュラムで設定している授業の目標を全員に達成してもらう」というのでは、随分と違いがあるのは容易に想像がつくと思います。
欲を言えば、キリがない部分ですが、「したいこと」と「しなくてはならないこと」を見極めて行動していくためにも、一応の区切りのようなものを学校やチームで共有し、取り組んでいく必要があるなと考えています。
もしも、なかなか共有が上手くいかないという場合でも、「これはしなくてはならないことだと思う」と自分が感じるものに、自分自身でしっかり取り組んでいくことはできるはずです。
そのため、チームないし、自分なりの指標を用いながら、自分の行動を調整していくことがとても大切になるなと考えています。
仕事で「自分がしたいこと」について考える
「自分がしなくてはいけないこと」が土台のようなものだとすると「自分がしたいこと」というのは、その上に乗るものと考えられるかなと思います。
しなくてはいけないことをみんな共通のものとみる場合は、したいことはそれぞれの個性的な取り組みとみることができると私は考えています。
そのように捉えて考えてみると、「したいこと」に取り組んでいくことは、「自分の理想やイメージしている姿に近付いていくためにやること」、「より楽しい、面白いと感じるためにやること」といった考え方ができるのではないでしょうか。
そのため、「したいこと」を頑張っていくことは、自分のモチベーションをアップさせたり、自分自身を成長させたりしていくことに直結していくと考えられます。
「しなくてはいけないこと」に忙殺されているとついつい「したいこと」に割いている時間も労力もなくなってしまいがちです。
ですが、そんな時こそ、「したいこと」というのは、自分を動かす原動力やエネルギー源になってくれるのかもしれません。
しなくてはいけないことを押さえた上で、したいことに取り組むというのは、書くのは簡単ですが、実際にやるのはとても大変なことです。
小さなこと、苦手なこと、面倒なことにも、取り組む必要があるでしょう。
何かに真剣に取り組み続けていくというのは、実に根気が必要なことだなと改めて感じます。
「したいこと」をモチベーションに、根気強く「しなければならないこと」に取り組みながら、地味に挑戦し続けていくという意識を持って、取り組みを継続する。
当たり前かもしれないけれど、難しいこのことに、今一度覚悟を決めて、望んでいきたいと思います。
今回は以上になります。
ちょっと抽象的な話になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございます😊
自戒を込めて書いた記事ですので、温かく見守っていただければ幸いです。
ではまた、次の記事でお会いしましょう。
みなさま、皆様、良い一日をお過ごしください。