理想の食事について考える
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自分でこういうのもなんだけれど、僕はあんまり「食」に興味がない方だと思う。
今は1日1食くらいの食事量にしていて、特に食べるものは「これを食べてはいけない」とか制限しているわけではない。
1日1食だとお腹が空いて大変じゃないかと思われるかもしれないけれど、僕の場合でいうと、まあお腹は空いているのだけれど、どうしても何か食べたいというまでにはならず、むしろ体がなんとも軽いし頭もスッキリして、調子がいいと感じて日々を過ごしている。
だから、朝に白湯を飲んで、あとはコーヒーを1、2杯と夕食というくらいの食事量で済ませることがほとんどであるし、それでふらふらしてしょうがないということにもならず、冬の朝に雪が降れば2時間くらい雪よせもできている。
昔は割とたくさん食べていたし、外食に行ったら、基本的には大盛りで食べていたりもしたのだけれど、今は全く逆で、少なければ少ないほどいいくらいの気持ちでいるから、なんとも不思議なものである。
そもそもダイエットしようとか、そういう何か目的があって食事を1日1食にしているわけではなくて、いつもの好奇心で「1日1食にしてみたらどんな感じなんだろう?」と始めてみたら割とすんなり1日1食にできて、さらに体も軽くて調子がいいということがわかってからは、それが楽しいからずっと続けている、という感じである。
そして1日1食にして、食事の量を少なくして過ごしてみて感じたことというのか、ふと気づいたことがあって、それは「人ってそんなにたくさん食べなくても生きていけるんじゃないか」ということと「人って暇だから何かしらちょこちょこ食べるんじゃないか」ということである。
まあ、これは自分で実験してみて自分で感じたことなので、全ての人にもそうだとは言えないと思う。
とはいえ自分の場合ではあるけれど、1日1食にしてからしばらく経つけれど、特に困ってもいないし、体をよく動かすことをしてもこれも問題ない。
むしろ、たくさん食べすぎた時の方が体も重たいし、調子も良くないように感じる。
そしてたまーにおやつを食べる時があるのだけれど、おやつを食べる理由をよくよく考えてみたら、別にお腹が空いてしょうがなくてとりあえずおやつで空腹を満たしているというわけでもなく「暇だから、なんとなく」ということじゃないかということに気づいた。
だからなんというのだろう、「おやつを食べる」というのも、「マンガを読む」とか「音楽を聴く」のと同じ趣味と言えばいいのか、少なくとも僕としては同じライン上に並んでいるもののように感じる。
極端な話、今では「そもそも食べなかったら、どうなるんだろう?」みたいなところにも興味があって、まあいきなり何にも食べないというよりは、1日1食の今の食事の内容をもっとシンプルにしていって、それを続けてみてから考えてもいいのではないかと思っている。
僕が理想とする食事は、簡単に言ってしまうと、「お坊さんの食事」になる。
それこそ、ご飯、みそ汁、お漬物というものだったり、最近ふと「おかゆ」にすれば、つくるのも時間もかからず簡単だし、みそも入れて漬物とかも一緒にしてしまえば、食器もひとつですむし、お腹にも優しそうだし、これがベストな食事ではないか?ということに気づいて、なんだかワクワクしている(自分で書いてて自分がちょっと心配になってきた)。
なので、これからは1日1食の生活をさらに進化させるというのか、勝手にひとりで盛り上がっているけれど、来年の僕の食事のテーマは「おかゆ」になるんじゃないかと思いながら、このたくさんのおいしい食べ物があふれている時代に「おかゆ」にワクワクしているのは、僕くらいなんじゃないかという気もしている。