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帰国隔離中「現在進行形の学び」〜5日目:「知識」を「○○」にする学びが必須

(写真は成田空港で税関カウンターに向かう荷物:2012年1月12日撮影)

ハイパフォーマンス・コンサルタントの髙澤健(たかざわたけし)です。

お読みいただいている一人ひとりが「最高の自分」に向って成長し続けてほしい、そして、そのことに役立ちたいと願って書いています。

米国出張から帰国して6日間のホテル隔離期間、私自身の「現在進行形の学び」をまとまりを欠きつつも、「生のまま」の私の学びとして開示したいと思っています。

それを通して読んでくださっているあなたの成長のために、何らかのきっかけになれば、幸いです。

5日目までの道のり

2022年1月12日夕方にロサンゼルス空港から成田空港に降り立ちました。

半数以上の乗客は、日本が最終目的地ではなく、成田空港を中継地として他の国々へと向かう人たちでした。この方達がまず降機して乗り継ぎ便へと向かった後、日本に入国・帰国する者たちが降機します。(余計な心配ですがこの中に陽性者がいたらどうなるのだろうと思いました。)

順に検査、健康状態や居場所を報告するスマホアプリ設定、待機中の誓約書などをステーションごとに移動しながら、ホテルへの割り振りが決定します。

そしてホテルの部屋に割り振られると、部屋から6日間一歩も外に出られなくなります。

1日3食は弁当が部屋の外に置かれた椅子の上に配られ、基本的には部屋の掃除やタオルの替えなど接触者がでるようなことは行われません。

基本的には、海外の感染者の多い地域から日本に来るので、感染を疑って以下の4回の検査で「陰性」を得ると6日間の隔離終了となります。

  1. 日本に向けて出発する72時間前の検査

  2. 日本に到着した直後の検査

  3. ホテル滞在3日目の検査

  4. ホテル滞在6日目の検査

そして先日10日間に短縮された自宅での待機(隔離)期間の残り、6日間の場合はさらに残り4日を過ごして「疑いが晴れ(?)」て社会復帰ができます。

これまでの投稿でも書きましたが、「閉所恐怖症」気味の私は、息苦しくなる「制限」に目をとめないで、「成果」に焦点を合わせて乗り切る決意をしたのでした。

その「成果」の一つが、noteで「現在進行形の学び」を紹介することです。

実際に私がこの状況の中で何を学ぼうとしているのか、何を考えているのか、をnoteにまとめる作業が、5日目までパニクることもなく過ごせている大きな要因であると思っています。

読んで頂いている方には改めて感謝申し上げます。あと24時間のところまでたどり着きました。

経験学習における「学び」

経験学習と呼ばれる学習法では、Action(行動)⇔Refection(振り返り)くり返しながら学びます。

PDCA(Plan〈計画〉→Do〈実行〉→Check〈評価〉→Act〈改善〉)サイクルにもこのような学習法に基づいていると言えます。

計画実行したことについて、振り返って学び取る。そして、その学びを活かして新たな実行(改善)へ結びつけるわけです。

横道にそれますが、PDCAサイクルは、よくデミング博士が1950年代に教えた継続的品質改善法との説明を見かけます。しかし、デミング博士自身が、そのサイクルは自分が考えたものではないと発言しています。それを学んだ日本人が考えたプロセスです。後にデミング博士は日本人のPDCAサイクルを改善してPDSAサイクルとしました。詳しくはDemming Instituteのサイト(英語のみ)をご覧下さい。

The W. Edwards Deming Institute

デミング博士は1993年に他界しておりますが、80年代にはPDSAとして、Check(評価)をStudy(学習)に変えています。

デミング博士は、日本人の考案したCheck(評価)では、計画(P)通り実行(D)されたかを、文字通り「チェック」するだけになってしまう傾向があり、そこから「学び」とって、その学びを活かす必要があることを強調したかったようです。

PDCAサイクルでなくても、あらゆる経験学習では、(情報やノウハウなどの)知識を得るだけではなく、継続的に上昇ら旋のように学びを高めながら、(深めるだと下方にいってしまうので高めるとしました)学んだ事柄を活用して実践し、ふり返って学ぶ、というサイクルになります。

「情報」→「知識」→「知恵」

昨晩、「思考の整理家®」でありnoteのクリエーターでもある鈴木進介さんの「新刊出版記念セミナー」にホテル隔離の部屋から参加させて頂きました。

本日(2022年1月17日)出版となる13冊目の新刊「ノイズに振り回されない情報活用力」という本の内容から、情報にあふれるこの時代に、うまく情報を活用するためのヒントを頂きました。

鈴木さんは「99%のノイズを捨てて1%の本質的な情報を活用する力を」得なければならないことを教えてくださいました。

そのためには情報の取り入れ方(インプット)にも工夫が必要であるし、その情報を取り入れた後も整理しなければ、効果的アウトプットに活用することができないことをもう一度深く、考えさせて頂きました。

セミナーでは「情報」という言葉で話されていたのですが、「学び」について意識して考えておりましたので、「情報」が整理されて「知識」になり、活用されて「知恵」になる。という学びの流れが思い起こされてきました。

私の今回の「現在進行形の学び」は、

  1. 経験を通してインプットされた様々な「情報」が

  2. noteを書くことで整理されて知識」となり

  3. 現在から未来に向かって活用されることで「知恵」になる

という流れになっていくのだと教えられたのです。

「知識」を「知恵」にする学びが必須である

ホテル隔離5日目の学び

すなわち、経験を振り返る「学び」は、学びの実践へと導き、実践という経験が振り返りを通して、また新たな「学び」へと循環していくのです。

あなたは、どのような振り返りをしていますか?
そして、既に学んだことをどのように実践していますか?

「学び」がいつまでも「現在進行形」で進んでいきますように...

最後までお付き合い頂きありがとうございます。

あと一日頑張ります!


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