ずんだ餅 仙台にて
ずんだ餅のことを初めて知ったのは、お笑い芸人のサンドウィッチマンとMOINKEY MAGICのコラボ曲の「umarvelous」です。
この曲の歌詞の内容に
「ずんだ餅」というのが出てきます。
なぜか私にはこの曲の中でもその「ずんだ餅」という言葉が音的にも頭から離れなくて、調べてみたら仙台で有名な餅であることがわかりました。
もし仙台に行くなら「ずんだ餅」を食べてみたいと思うようになりました。
この、曲はかれこれ5~6年前だと記憶していますが、とうとう先日、仙台を訪れる機会を得たので
もう、これはずんだ餅を食べに行くくしかないと心をきめました。
おすすめのお店などはわからないのでネット検索で直感的に食べてみたいと思った店に行くことにしました。
気になったのは、「村上屋餅店」でした。
というのも店舗を構えておりその雰囲気が老舗に違いないと感じたからです。
当日、目指したのは東北大学片平キャンパスそばにある「村上屋餅店」。
仙台駅からは少々歩きます。
朝から言ったのですが、なんとすでに行列の順番待ち状態になっているではありませんか。
相当有名なずんだ餅のお店なのでしょう。きっとこのチョイスは当たりだと確信しました。
2列あってなんとなく少ない方に並びましたが、その時は気がつかず、お持ち帰り用と店内飲食用の2列であることに気がつき、少ない方は「お持ち帰り用」の列でした。
待つことおよそ30分。
ところで、写真を見るとお気づきかと思いますが、のれんが「づんだ餅」となっています。
「ず」と「づ」は何が違うのでしょうか?
もともとは東北地方の郷土料理で、近年全国でも一般化した枝豆の餡を使った「ずんだもち」。なんでも豆を打って潰すという意味の「豆打(づだ)」が訛ったのが語源だといい、昔は「ずんだ」ではなく「づんだ」という表記が一般的だったそうです。先祖代々、伊達家御用達の菓子司をしてきたという歴史があり、明治10年(1877年)におもち屋さんとして創業した、仙台の老舗村上屋餅店は、「づんだ餅の発祥の店」と言われる老舗です。
村上屋餅店はづんだ餅発祥の店だったのですね。
づんだとは枝豆で作られる緑色の餡を指します。
ゆでた枝豆の甘皮をとりのぞき、すり鉢でつぶしたものに砂糖を加え、塩と水で味を調えたものだそうです。
ふんだんにづんだを絡めていただきます。
食べてみた感じ、餅は柔らかく、枝豆の食感と香りがしっかりと残っていて、おはぎや小豆餅とは異なり、しつこくない甘さでした。
嗚呼、やっと食べれた。 満足です。
お土産にも売られているようですが、冷蔵保管であったりして、
やっぱり出来立てを食べるのが良いかと思いました。
最後までご覧いただきありがとうございました。