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短編あつめ

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物語を作るって難しい。でも好きかも。
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記事一覧

こんにちは。

創作短編
※少し閲覧注意な内容です

被験者に応募、登録してからはや10年。やっとこの時が来たのだと思うとなんと感慨深いことだろう。
ついに私にもこの時が来た。
細胞を提供する前の日は緊張で眠れなかったけれど、培養に成功した、カプセルに入れた、予定通り順調に育っている、いよいよ明日は対面の日……と日々幸せをかみ締めながら今日まで生きてきた。自分なりにこれからの準備も整えた。まず何を話しかけよう。

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僕は(私は)離れられない

創作短編

「おーい、朔夜(サクヤ)ー!元気かー!」
こんな時間に僕を訪ねてくる人なんて1人しかいない。そうか。今日は兄さんが帰ってくる日か。帰ってくるたび僕の部屋に来るなんて、兄さんも相変わらずだな。

「よっ!久しぶり!ん、お前がこの時間に起きているなんて珍しい!何かあったのか?あっ!もしかして!ついにお前も見つけたのか!そうか!それは良かった!いやー兄ちゃんお前のことが心配で心配で。いやほん

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未来からの招待状

未来からの招待状

「朱実(あけみ)さん、ポストに手紙が届いています」
「ロボくんありがとう」
ロボくんは、この家のAIセキリュティシステムだ。私たち家族の中で誰よりもこの家に詳しい。ポストに届く物の形状や宛名の判別までしてくれる。

手紙の送り主の名前には見覚えがない。にもかかわらず、どうも他人じゃない気がして開けてしまった。
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ーー

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「お母さ…あっごめんなさい。白石朱実さんですよね?初めまして。

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