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イルマイオーロ バルベラ 2005

イルマイオーロ バルベラ 2005

重厚感があるのにここまで野暮ったくないのは流石です!熟成されたコストパフォーマンスの良いワインならこれです。ブドウを陰干ししたかのようなしっかりとした凝縮感。バルベラのポテンシャル。とにもかくにもこのお値段でこんなワインが飲めることに驚きです。

↓以下インポーターより↓

なぜにそんなハイクオリティのワインが売れ残ってしまったのか??


この度エミリア・ロマーニャのイル・マイオーロという造り手と取引することになりました!
実は、6-7年くらい前にアルベルト・アングイッソラに連れられて一度訪問していたのですが
当時は他のインポーターと取引していた(ないし、とあるインポーターが興味を持っているという話を聞いていた)ので
取引開始には至らなかったわけですが、美味しいワインだなぁという印象は持っていました。
時は流れ去年(2017年)アルベルトから、相当量の古いヴィンテージのワインが残っていて
次回ボトリングをするための費用捻出のためにスペシャルオファーを考えているらしいというメールが来ました。
僕が造り手を増やす事にはそれほど積極的でないことをアルベルトも知っていたわけですが
オファー自体がとんでもないものだったので、ヴィナイオータ的にも悪い話ではないのではと考えてくれたようです。
もちろん興味あるよと伝えたところ、サンプルを送ってくれまして、試飲してみたら全く問題ないどころか
オファー金額に見合わない高いクオリティだったので、数回に分けて全量を引き取る約束をしました。
なぜにそんなハイクオリティのワインが売れ残ってしまったのか??とアルベルトに質問したしたところ、

・当主のフランチェスコは弁護士で、ワインのセールスに費やせる時間がもともと少ない。
・ここ3-4年はお母さんの介護でますます時間が取れなかった。
・彼が販売に集中できなかった期間、地元ピアチェンツァ、パルマ、クレモナなどのゾーンをカバーする
エージェントだけが売っているような状況で大きな販売網がなかった。
・当初は、ワインにクオリティさえあれば勝手に売れていくものだと高をくくっていた(笑)。
・ワイン自体が真価を発揮するのにすごおおおおく時間がかかった。

といった答えが。以上のような経緯があり、コスパ抜群ワインが日本で陽の目を見ることになりました!

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