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時が止まってほしいくらいの幸せ
クリスマス前の土曜日、友達とお家でクリスマスパーティーをした。
お互いイベント事を盛大にするタイプでは無いため、お揃いのトナカイの耳とクリスマスケーキを用意して、こじんまりしたクリスマスを過ごした。
お昼ご飯はもつ鍋を食べた。
前日、車で移動しながら、何鍋がいいか話し合い、もつ鍋に決まった。
クリスマスらしくピザとチキンかな、と思っていたが、あまり、これ!というやりたいことや食べたいものがない友達が「鍋やりたい!」と提案してくれたことが嬉しかった。
買い物はいつも友達の担当。
私はその間に頼んでいたクリスマスケーキを取りに行った。
一緒にもつ鍋を作って食べた。
モツも出汁もスーパーで買ったものだけど、ものすごく美味しかった。
美味しそうに食べる姿を見て、美味しいもつ鍋を食べて、このまま時が止まればいいのにと思うくらい幸せだった。
自分もお腹が減っているはずなのに、美味しいからたくさん食べな、と分けてくれた。
お腹も心も暖かくなった。
このまま空に飛んでいけそうな、初めて感じる気持ちだった。
高級なものを食べるとか、良いレストランに行くとかではなく、大切な人と、誰にも邪魔されずに楽しい時間を過ごす。
お互いを思いながら分け合い、美味しいものでお腹を満たして、相手の気持ちで心を満たす。
上手く表現できないけれど、きっとこの気持ちが " 幸せ "なんだろうなと思った。