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aoisora
2021年6月30日 11:43
つづき。科学の「領分」はどこなのか。第4章冒頭で、池田氏は言う。「自然の中から、くり返し起こることを見出してそれを法則という形式で記述したのだ。繰り返さなかったり、たった一度しか起きないことに関しては、科学は無力なのである」つまり「世界には、科学では説明できないことの方がむしろ多いのである」と。一回限り、複雑系、計測不可能、同一性の不明。こういった事象は科学の不得意分野、
2021年6月26日 11:49
池田清彦 著。講談社。絶版につきkindleで読む。人類の「信じるもの」変遷を眺めるのにも役立つ一冊。土着宗教→教会型宗教→オカルト→科学→20世紀科学。一直線ではなく、混沌と絡みつつ現在に至る。この変遷を進化と見るべきか、ただの変化と見なすべきか?●公共性を獲得し、大衆化したオカルトを「科学」と呼ぶ●公共性・追試可能性がないものは科学ではない(なかった)●科学論文にあるのは、